今回から本格的にワークショップ授業が始まりました。
三味線を使った授業としても1回目ということで基本中の基本を学ぶべく、最近では機会のあまりなかった三味線での『さくら』をテーマに行いました。はたしてどのような授業になったのでしょうか。。。
授業担当:中香里 記
『音楽づくりスタート編~三味線で自分のさくらを咲かそう』
実施日:2013年4月17日
参加人数:大学生17名
使用楽器:三味線(三下り、HEA)
目的:三味線に親しむ、音楽づくりの基本要素を実践を通して理解する
1、アイスブレイク
①4拍と3拍でリズムまわし→反復
②4拍のリズム重ね→パターン
2、楽器準備・基本奏法
3、三味線で有拍リズムの反復・パターン探し
4、さくらの音型で拡大・縮小・逆行
5、さくらでパターンを作成
①さくらの冒頭4拍をモチーフにパターンを探して1人ずつ発表
②パターン組・メロディ組・合いの手でさくら合奏
6、2グループで音楽づくり
オリジナルのさくらを作ろう
約束①さくらが聞こえていること
約束②今日学んだ音楽づくり要素を入れること
約束③終始を決めること
7、発表
各グループとも今日学んだ要素だけでなく、来週行う予定の特殊奏法を入れてくれたり、合いの手に果敢にチャレンジする学生さんもいてステキなさくらが咲きました♪
三味線に初めて触る学生さんがほとんどでしたが(経験者は2人)、みんな楽器が弾きたくてウズウズしている様子で、基本奏法を教えただけでなかなか様になっていました。グループ実習では積極的に意見を出して早くもリーダーの片鱗を見せてくれた学生さんたちもいて、みんな楽しくも真剣に授業に取り組んでいました。
次回の三味線2回目では特殊奏法と無拍に着目して、三味線でどんな音が創り出せるのか探っていきたいと思います!