5月14日は三味線の初回でした!
基本奏法をマスターし、三味線二重奏曲《呼応》を採り上げてみんなで三味線でカノンをしました。
三味線を初めて触る学生さんもよく弾いていて、自分で独自のカノンを作る時は苦戦していましたが、それぞれよく考えながら特徴ある三味線カノンになりました!
授業担当:市川香里 記
「三味線カノン」
対象:大学生10名
使用楽器:三味線(HEH)
目的:三味線の基本奏法を習得する、音楽づくり要素の追いかけっこを三味線でマスターする、三味線の楽しさを体感する
授業内容
①楽器準備
②基本奏法習得→基本バチ・スクイ・ハジキ・ウチ・コキ
③呼応CD試聴
④呼応の始め一行を2人一組になり手拍子で練習。その後、音楽的に工夫するためにどうすればいいか、強弱・速度・間合いなど話し合い、発表
⑤④を踏まえたうえで三味線で呼応を参考に独自のカノン実践
⑥グループ実習
約束:カノンが入っていること、今日習得した三味線の奏法を採り入れること
⑦発表
どちらのグループも特殊奏法のコスリまで積極的に採り入れて、奏法盛りだくさんの演奏でした。三味線は構えて音を出すまでが難しいので基本バチだけでも大変だったと思いますが、この一時間でよく頑張ってくれました。音楽づくりするための工夫を話し合う時間を設けたのでグループ実習には入りやすかったですが、いざ実践となるとなかなか思うようにはいかず、特に強弱の付け方はもっともっと工夫が必要だなと思いました。しかし速度やリズムの工夫はさすがだなと感心する場面も多々ありました!
三味線をやりたいという学生さんもいるので、今後の三味線ワークショップがますます楽しみです♪