その様子をご報告させていただきます。
授業担当:中香里 記
『三味線でおしゃべり♪』
実施日:2013年4月24日
参加人数:大学生18名
使用楽器:三味線(本調子、DGD)
目的:三味線で独自の音を創造して音楽づくりに採り入れる、音楽づくり要素の拍と対話を理解し実践する
1、三味線準備、基本奏法の復習
2、特殊奏法の実践
スクイ・ハジキ・スリ・ウチ・アテハジキ・ウラハジキ・コスリ・ケシ・完消音・トレモロ・ソトオサエ・コキ爪
オトシ→邦楽の特徴的な無拍の音型として紹介
3、独自で奏法開発、発表
4、邦楽におけるパターン「地」の紹介
さらし地・砧地・虫の音など。
特殊奏法を採り入れながら展開していく例も提示。
5、対話の実践
例として玉木宏樹作曲『ジャワリ』の冒頭部分を中と三味線の学生で演奏。
前出の地にのせて無拍の対話を実践。
6、3グループで音楽づくり
独地(自)でおしゃべりしよう
約束①オリジナルの地を作る
約束②特殊・独自の奏法を入れる
約束③無拍の部分を作る
独自奏法の開発では特殊奏法同士を組み合わせたり、絃の裏をコスってみたり、バチを絃に挟んで指でかき鳴らしてみたりと、今までにない斬新なおもしろアイデアがたくさん生まれました!