2018年11月17日 (土)

サウンド・ペインティング

サウンド・ペインティング

■実施日:2018年11月14日
■ワークショップ担当:音楽音教デザインコース学生3名
■テーマ:「サウンド・ペインティング」による音楽づくり
■概要:サウンドペインターと呼ばれる指示役が様々な演奏サインを出して、音楽を紡いでいく音楽創作の方法論をサウンド・ペインティングと呼ぶ。受講学生に様々な楽器を持参してもらい、段階を踏みながら、多様な音響や音楽を産み出すことを試みた。


YouTube: サウンド・ペインティング


■まとめ
ロングトーン、点描音、パターン音形、音量や音密度の変化、即興演奏など今まで邦楽ワークショップで学んできた様々な要素の組合せであり、集大成的な意味合いを持つテーマであった。今回は多くの種類の楽器を持ち寄ることにより豊かな色彩感の音響を実現できたところに興味を持てた。またワークショップリーダーが段階を踏んで分かりやすく全体を導くことができていた点で評価できた。各自が持っている音楽性を発揮しつつ、今までの音楽づくりの体験を活かすことができる方法論であることが確認できた。
サウンド・ペインティングを行うに当たり、前提初期条件として使用できる音やモードを指定することにより、音楽の方向性を明確にすることを今後、機会があれば試したい。[担当教員:山口賢治]

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サウンド・ペインティングを参照しているブログ:

コメント

サウンドペインティングという言葉を初めて聞いたのでどんなものかまったく想像出来なかったのですが
サウンドペインターさんの指示ですごく色とりどりな音色が聞こえてきてとても楽しくユニークな印象を受けました。楽器だけでなく身体や声、身の回りにあるものでも演奏が出来るということでどこでも気軽に楽しめる演奏方法の一つだと思いました。

この授業を受けたのですが、はじめはなにをしたいのか?あまり理解できなかったのですが、指示役の人が分かりやすく楽しく、教えてくれたおかげで、いろんなサインに対していろんな音を出したりすることがとても楽しく、毎回が新しい音楽になるのがとても楽しかったです。私自身バレエコースなのですがサウンドペインティングで即興で踊ったりしたらすごく楽しいだろうなと思いました。

はじめは難しく、分からなかったのですが、だんだん理解できるようになると楽しくなってきて、気づいたらすごく夢中になっていました。いろんな音を自分で生み出すことがすごく楽しいなと感じました。サウンドペインティングは、気軽に自分の体や周りのものを使って音を出せるので、小さい子でもわかりやすいし、楽しめると思いました。

最初このブログの題名、(サウンド:ペインティング)を見て、
これは一体なんなんだろうかと思った。
動画を見てみると、何やら指揮者のような立ち位置の人が、
楽器を演奏する人に指示を出して音を出している。
これをペインティングしているのかと納得した。

最初は指をさすだけで、指示が単調なものばかりであったが、だんだんと指示が増えてくると、
合唱のような、いろんな音が混じり合い化学反応が起こっていくように感じました。

最後の方になると、手話のように感じるようにもなった。指示が速くなり手がパパっと動くのでそういう感覚にもなる。

この授業は、子供でもわかりやすくて気軽に楽しめるのかなと思いました。

この授業本当に受けてみたかったです。この指示役をやっている人と授業が同じだったのですが、彼の音楽性がとても面白かったです。(アイデアなどが)この授業は、まるで指揮者とオーケストラが、楽譜なしの音楽を演奏しているように感じます。そんな大層なものでは無いのかもしれませんが、これがもっともっと詰めていき、いつかちゃんとした、人に伝わるような音楽になった時にどうなるのだろうかと、少しワクワクしてしまいました。楽譜がなくても即興でこんな面白いことができるならこれもしっかりと人に伝わるような音楽と言えるのだと思いました。小さい子にもきっといいと思いました。もっともっと色んな楽器を含めて、ひとつの授業にしてしまえば面白いかもしれないと思いました。わたしは受けてみたいです。

サウンドペインティングは、音楽未経験の人から、プロの音楽家まで、どんな人でも即興演奏を通して音楽づくりができる方法論だと思った。
また、子どもへの音楽教育として、演奏するたのしさをストレートに伝えることができると思った。

ブログのタイトルに惹かれて見てみました。「サウンド・ペインティング」という物自体初めてだったのですが、指示をする人の気分次第で音楽が作り上げられている様子がとても興味深かったです。音楽に対して初心者からプロまで、また大人から子供まで楽しめるなと思いました。

初めて授業を見たとき、すごく小学校の音楽授業を思い出すかのようなノスタルジックさが存在していました。音楽を知れば知るほど混在する知識から一旦離れて成り立たさせていくスタンスにとても惹かれました。私は思いつかないです。これがいつか小学校中学校音楽の必須授業になってほしい。

体の動き(合図?ダンス?)で音楽を奏でるのは非常に面白い試みだと思います。モーションセンサーや、それに応じた楽器の音を鳴らすツールがあれば、新しい音楽表現、もしくはアートとして独立した新しいジャンルを築ける気がします。