5月21日は吉原による「ジャズにチャレンジ」のワークショップでした。
ちょうど尺八奏者でジャズが堪能な細山さんがいらしてくださったのでワークショップの発表に飛び入り参加していただき、作品を盛り上げていただきました。
内容は以下です。
授業担当 吉原佐知子 記
1、ドリア旋法で演奏されている、マイルス・デイビスの「So What」を鑑賞
2、ドリア旋法に調弦した箏で、「So What」のモチーフを使って,練習&音楽づくりをしてみる
YouTube: 5/21 邦楽ワークショップ So Whatをもとに
3、Dドリアン、Cドリアンの2つの調弦の紹介とベース音を紹介し、音楽づくり。
Dドリアン調弦 D,E,F,G,A,B,C,D,E,F,G,A,B ベース音 D,A,C,E
Cドリアン調弦 C,D,E♭,F,G,A,B♭,C,D,E♭,F,G,A ベース音 C,G,B♭,D
4、上記の2つの調性を自由に使いこなしつつ、尺八奏者2人にも加わっていただき、作品発表。
授業を終えて
最初の練習ではたどたどしい感じでしたが、最後のころはしっかりした音も出てきました。
最後の発表の17絃のベースは17絃を初めて弾く学生でしたが、一生懸命取り組んでくれて、みんなを盛り上げてくれました、ジャズはベースが大事だと改めて思い知りました。
調弦を2種類使うことですぐに調性がかえられ、容易に雰囲気がかえられたことで、敬遠しがちだったジャズも楽しく体験することができました。
生徒たちもクラシック音楽の学生ばかりでジャズに親しんだことがなかったらしいのですが、意外に簡単にできて楽しかったと言っていました。
自分としてもジャズは得意分野ではなく、まだ研究不足なこともありましたので、今後もさらに見識を深めていきたいと思います。
以上。
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