6月27日は、フルート専攻4年のKさんとMさんが、それぞれのテーマで40分ずつワークショップをしました。
2人は、去年1年、私の通年の箏講座をとってくれていて、まじめで優秀な生徒で、学級委員のような存在です。
よって予想道り落ち着いた素敵なワークショップをしてくれました。
2人とも、ホワイトボードを上手に活用していました。また、アイスブレイクから本ワークショップへの流れも上手にできていたし、視聴するCDも自分で購入したりしてみんなを驚かせていました。
2人とも教育実習直後というのもあり、堂々としていて内容も良く、みんなの様子をよく見ながら立派にやってくれました。ワークショップの時間が短くてかわいそうでした。後期は是非2人とも1コマずつ使って、今回のテーマを深めるのも良いとおもいました。
以下、2人に作成してもらった報告書です。
授業担当 吉原佐知子 記
~Kさんによるワークショップ報告書~
★授業テーマ★「ケチャのリズムで和楽器を演奏しよう。」
★使用楽器★筝、打楽器
★授業の目的★普段、親しみのない諸外国の伝統音楽に興味をもってもらい、そのリズムを日本の楽器で演奏するとどのような音楽になるのか感じてもらいたい。
①アイスブレーク
リーダーが単純なリズムパターンを4拍子でたたき、リーダー以外のメンバーは、その逆のリズムパターンをたたく。(常に八分音符に聞こえるように。)
リーダーを変えて数回行う。
②実際にインドネシアの伝統音楽であるケチャをCDで聴いてもらう。
ケチャを聴いた後に、数人に感想をきき、それをもとに音楽づくりのヒントを導き出す。(間合い、強弱、速さ、・・・などの特徴)
③あらかじめホワイトボードに書き込んでおいた、ケチャのリズムをパートにわけ、手拍子で実際に演奏してみる。
できたら、手拍子したところを「チャ」と言葉にしてやってみる。
できたら、リーダーの指示に合わせて強弱をつけてみる。
④音楽づくり。
人数が少なかったため、いつもと違い、1グループで行ってもらった。邦楽コースの方を中心に、グループで話し合ってもらい、「間合い、強弱、速さ」を意識して、ケチャのリズムをつかった音楽づくりをしてもらった。使用する楽器は、自由に選択してもらった。
★まとめ★
今回の授業は二人でW,Sを行ったため、普段より時間が少なかったため、アイスブレークや音楽づくりで、ゆっくり時間をとることができませんでした。
音楽づくりの発表の際、とても新しく楽しいものがつくれましたが、もっと時間をかけて、グループの中で深く話し合いや練習ができていたら、もっといいものができていたと思います。
そこが皆の実力を全力で出してあげられなかったのが、残念でした。
しかし、ケチャを初めてしった人、久しぶりに聴いた人、様々な人がいた中、積極的に楽しんでケチャに親しんでいただけたのでよかったです。
~Mさんによるワークショップ報告書~
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