目的:三味線に親しんでもらう、三味線の奏法を身につける、今後の学生WS活動の参考になるものを提示する
準備:三味線10挺(本調子)
1、アイスブレイク
☆手拍子&ボディパーカッションで4拍のリズム応答まわし
☆名前を呼び合いながらのリズム応答まわし
みんな頭とヒザを使ったボディパーカッションが大好きな様子です!
名前を呼び合うことにより、ワークショップで初めて出会った学生さん同士もすぐに仲良くなれます!
2、三味線の基本奏法と特殊奏法、手法の練習
☆スクイ、ハジキ、スリ、ウチ、ケシ、重音、カエシバチ、ウラハジキ、アテハジキ、トレモロ、ソトオサエ、コスリ、オトシ、虫の音(チンチリリン)
初体験者も三味線にすぐに馴染み、色々な奏法を楽しそうに練習していました!
3、三味線の種類紹介と演奏視聴
☆太棹:津軽三味線「津軽じょんから節」(演奏:学生a)
☆中棹:地歌三味線「八千代獅子」(演奏:学生b)
三味線の生演奏にみんな圧倒されていました!
4、さらし地の練習と展開、さらし地を展開させた曲の視聴
☆さらし地の基本音型練習
☆さらし地をベースにソロまわし
☆曲の視聴:「新ざらし」(演奏:中)
すぐに弾ける音型なので、スムーズにソロまわしにうつり、独自の新しいさらし地が沢山できました!
5、音楽づくりグループ実習
☆4人一組で
・さらし地を入れる
・三味線の奏法を入れる
・応答(対話)を入れる
・終わり方を決める
この4点を決まりとし、グループ実習
各グループとも授業で学んだことを存分に活かしてくれて、ジャズベースを思わせるようなさらし地パターンあり、奏法と奏法を融合させた新たな奏法ありと、とてもおもしろいさらしミュージックが出来上がりました!
三味線を構えて弾く練習に少し時間がかかったため、音楽づくりの時間が短くなってしまったのが残念でした。それでも短い時間の中ですばらしい音楽を自ら生み出せるということは、学生さん達の高い音楽性のなせる技だと思います。今後の学生さんによる授業がとても楽しみです!
次回は山口先生による尺八の授業です。次回もお楽しみに~♪
4月25日担当 中香里
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