ヨーロッパ研修旅行2011

2012年3月30日 (金)

ヨーロッパ研修旅行レポート番外編♪

番外編ですー☆
もうすぐ4月なのに何やってるんだとか突っ込まないで下さいね。笑

食べるのが大好きな石川なのでどうしても印象に残った食べ物特集をやりたかったのです><


まずはこちらおなじみのシュニッツェルです♪

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子牛のヒレカツですね。自分の顔くらいの大きさがあるのでとても食べごたえがありました。
レモンをかけてさっぱり頂くのですが、日本人の感覚としてウスターソースが欲しくってしまいました。笑


こちらもおなじみですね。ウィーンの名産のチョコレートケーキのザッハトルテです♪
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チョコレートを使ったバターケーキに杏ジャムを塗りチョコレートでコーティングしたあまあまなお菓子です。
本場のザッハーは本当に美味しかったです。お取り寄せグルメでもいいからまた食べたいです><

こちらはカイザーシュマーレンといいます♪
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ふぁふぁのホットケーキにお砂糖をまぶしたお菓子です。
私たち日本人には馴染みがないのですが、オーストリアでは昔からある大人気のお菓子で、ベリー系のソースと一緒に頂く事が多いそうです。
ウィーンのホテルの朝食はバイキングだったのですが、石川は毎食これを沢山食べていました。これは、本当に美味しかったです。

そして飲みもの編です☆
まずプチ解説から…
オーストリアには数十種類のコーヒーがあります。
アインシュペナーは、泡立てた生クリームがたっぷり乗ったコーヒー。
メランジェは、私たちで言うカプチーノのようなコーヒー。
まずこの二つを把握していれば大丈夫ではないでしょうか。。

こちらがメランジェです。
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また、ウィーンでは、アイスコーヒーを飲む習慣はほとんどなく冷たいコーヒーが飲みたい場合はスターバックスに行くなかったです><
とは言っても冷たいコーヒーは殆ど飲む方がいらっしゃらないらしくスタバでアイスカフェラテをオーダーしても不思議な顔をされてしまいました。単純に気候が寒いから飲むひとがいないなんてのもあるかも知れませんが…

因みにアイスコーヒーと注文すると、コーヒーにアイスクリームとクリームの乗っかったデザートのようなドリンクが出てきます。

メランジェにモーツァルトリキュールやオレンジリキュールを入れたものもあります。
こちらはよく混ぜてから飲まないと飲み終わりに下の方にリキュールの原液が残ってしまうので気をつけましょう。笑
石川は混ぜずに飲んでしまったので飲み終わりにモーツァルトリキュ−ルをほぼ原液で飲む事になりました。

こちらがモーツァルトリキュール入りのメランジェ。
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しっかりまぜて頂いたら美味しい筈です。笑

印象に残った編では、
チェコのチェスキークロムロフでで出会った鱒の丸焼きさん。笑
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そして、プラハのビール居酒屋で頂いた鴨と鳥さん。ボリューミーでした。
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こちらはチェコの伝統料理、スピチコバー・ナ・スメタニエです。
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こちらはチェコの伝統料理、スピチコバー・ナ・スメタニエです。
早口言葉のような名前ですね。これはジャムが添えらた甘めのソースがかかったビーフシチューです。フルーツの甘みがお肉と相性抜群でした♪

そして最後に機内食。
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機内食にも名物ザッハトルテが付いてきました。


こちらは朝食。
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旅行の醍醐味の一つの料理についての紹介でした☆

お米が食べられないのは少し辛かったですが><、美味しいものを沢山食べる事ができて気持ちもお腹も幸せいっぱいの10日間でした♪

これで今度こそヨーロッパ研修旅行の旅行記を終了致します☆
ありがとうございました♪


声楽コース石川里奈。


ヨーロッパ研修旅行レポートその8〜最終回〜

12月15日
プラハ&ヨーロッパ研修旅行最終日ですー。
この日は夕食の時間まで自由行動、夕食後は希望者はバレエやオーケストラを鑑賞しました。

自由時間は、ホテル周辺を散策する子、おなじみのクリスマスマーケットでお買い物をする子、ホテルでまったり過ごす子など思い思いの時間を過ごしました。

クリスマスマーケットでは、チェコの名産品のガラスの爪ヤスリや香水瓶が人気のようでした。またお土産としては、バスグッツや、絵本なんかも人気だった気がします。

私はきょうちゃんともえちゃんと一緒にミュシャ博物館に足を運びました。


はーい。こちらがミュシャ博物館ですー。
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しなやかな曲線と美しい色彩の装飾が特徴的なミュシャの作品は、優しくて可憐で個人的に大好きな芸術家のひとりです。
ここでは、チェコを代表する画家アルフォンス・ミュシャの生涯と作品を展示してありました。大好きなミュシャの絵を生で鑑賞する事ができて幸せいっぱいでした♪

その後お昼を食べて、クリスマスマーケットに立ち寄りました。
クリスマスマーケットではひとちゃんゆかちゃんさとこちゃんとばったり遭遇してびっくりしました☆

その後全員集合して最後の夕ご飯を取り、プラハ国立歌劇場に足を運びました。
私は、バレエ白鳥の湖を鑑賞しました☆
劇場の様子ですー

豪華な内装!!
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やっぱり気になるオーケストラピット
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カーテンコールです☆
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ファゴットのきたおちゃんは、オーボエとファゴットの寄り添うような音色にほれぼれしていました♪
オーボエとファゴットは仲良し夫婦だもんね☆

因みに、さとこちゃんねばちゃんきょうちゃんの3人はプラハ国民劇場へ行ってプロコフィエフを聴いて来たそうです!
本場のオケとってもうらやましいです!!

こちらは日本でもおなじみスターバックス。笑
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専攻科の子達は日本にいる時からスターバックスが大好きな子が多いので、現地でも数回はスタバに足を運んだんじゃないでしょうか。。笑
スタバとマックの味は万国共通ですからね☆


こうして私たちのヨーロッパ研修旅行は終了致しました。
この研修旅行を通じて私たちの絆はより一層深まりました。
海外で演奏するプレッシャー。10日間とはいえ慣れない海外での生活。皆がいたから乗り切れたのではないでしょうか。
そして本場の音楽や歴史情緒のある美しい町並みや空気どれをとっても私たちにとってかけがえのない想い出となりました。
貴重な経験をさせて頂けたことに感謝の気持ちでいっぱいです。


あとは….。
こんなにも長編になってしまった旅行記ですが、最後まで読んで頂けてありがとうございました><
個人的に写真を撮る事と文章を書く事が大好きでして…。笑
だから今回自分から旅行記を書きたいって申し出てしまったのですよ。
旅行記を書くのも写真を掲載するのも生まれて初めての経験でして…いたらない部分や拙い部分などあるかと思います><
けれども、私なりに読んでる方が行ってみたいなぁ♪と思えるような旅行記になるよう試行錯誤してみました。

長い間おつきあいありがとうございました。
これで旅行記は終了です♪
またプラハにもウィーンにもいきたいなぁ。。

声楽コース石川里奈。

2012年3月 4日 (日)

ヨーロッパ研修旅行レポートその7

今晩は!
3月1日の演奏会も無事に終了しました。
ご来場頂きました皆様、本当にありがとうございました。
この1年間このメンバーで活動出来た事はとても光栄でした。
サントリーの事は誰かが語ってくれるはず!!なので…笑
今回もはりきって旅行記を更新したいと思います♪

12月14日
この日はプラハでの演奏会の日でした。
観光に遊びに一生懸命の私たちですが、しっかり演奏活動もしてますよ☆

午前中は現地の高校にて演奏会をしました。
また、演奏会が終わった後は日本から持って来たおりがみをつかって折り紙講座ををしました。


夕方からはスメタナ博物館にて演奏会を行いました。
スメタナ博物館はカレル橋の近くにあり、作曲家スメタナに関する資料が展示されていました。

博物館の内装はとても可愛らしかったです☆
写真に映ってくれてるのは、専攻科1のおしゃれさんのピアノ科のまぁちゃんです♪


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演奏会では、ウィーンで演奏した曲目に加えて、おなじみの動物の謝肉祭のフィナーレや、フルートとヴァイオリンの魔笛、連弾によるスラブ舞曲などを演奏しました。


演奏会の写真ですー。

フィガロの結婚より、花娘のシーンの曲をうたいました。
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うきうきるんるんした可愛い曲なのですが、暗譜が大変でした><

キュイのFIVE PIECEより演奏しました。
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画像は、フルートのさとこちゃんとヴァイオリンのきょうちゃんのアイコンタクトがいい感じに撮れてる思います☆

全体合唱の1シーン。


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専攻科生唯一のメンズ!!小泉君の伴奏に乗せて、ふるさとと浜辺の歌を日本語とチェコ語で歌いました。


こちらの不思議な写真はスロバキアの曲タンツィタンツィを歌っている時のワンシーンです。


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このタンツィタンツィは、現地ではとても有名な曲です。つい口ずさみたくなっちゃうとても楽しい曲でウィーンでもチェコでも夕飯の際やバスの中でも何回もうたいました♪

最後にチェコの曲を披露して下さったゲストの方々を交えて記念撮影しました。

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ヘディック氏を交えて1枚☆
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鮮やかなドレスがとても似合う3人組です☆
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画像左側きょうちゃんの真っ赤なドレスはきょうちゃんママのお手製らしいです!
器用なお母さんで羨ましいです><


この演奏会を行う上で、チェコ大使館の方を初め沢山の方々の協力があり、無事に終える事ができました。
特にDr.ヘディック氏には本当に感謝しています。本当にありがとうございました。
貴重な経験が出来て本当に光栄でした!!

あと2かい位で旅行記ブログは最終回です><
寂しいけれど、早くしないと来年の専攻科生へブログのバトンタッチが出来なくなっちゃうのでてきぱき更新しようと思います。笑

次回の更新もお楽しみに☆

声楽コース 石川里奈。


2012年2月27日 (月)

ヨーロッパ研修旅行レポートその6

サントリーホールまで残りわずかです!
少しでも良い演奏が出来るよう日々練習に励んでいます。

今回はプラハ市内観光の様子をお伝えします。

プラハはチェコ共和の首都で10世紀以降に貿易の街として栄えました。チェスキークルムロフ同様に中世の面影を残す美しい町並みが魅力的で、歴史地区は世界遺産に登録されています。ウィーンではまだドイツ語や英語が通じたのですがチェコは私たちに馴染みのないチェコ語だったので、最初は少し戸惑いましたが、笑顔とジェスチャーでどうにか乗り切りました☆


この日はまずプラハ城にいきました。
プラハ城はボヘミア王家のお城と、宗教施設の建築物の集合体になっています。現在は大統領官邸もあり、式典が行われる事もあるそうです。

このチケットを手にプラハ城周辺ぐるーっと1周しちゃいました☆
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早速入り口のマティアーシュ門の前で衛兵さんと記念撮影しました。

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こちらは聖ヴィート教会です。
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とても大きな教会で塔の高さ約99m、内部の幅60m、奥行き124mもあります。ロマネスク様式の教会を元に14世紀から改築されて1929年に完成しました。 

教会内部です。

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次に旧王宮や聖イジー教会を見学し、黄金小路に立ち寄りました。
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旧王宮は撮影禁止だったので画像はありませんが、簡素ながらも美しい空間でフレスコ画や、ハプスブルク家の肖像画が飾られていました。ウィーンから離れたプラハでもハプスブルク家の勢力は絶大だった事がわかりました☆
黄金小路は、かつては錬金術師が住んでいたという通りで、小説家のフランツ・カフカが仕事場にしていたと家も建っています。カラフルでとても可愛らしく個人的にはお気に入りのスポットでした。


昼食前、専攻科聖の中で1番のしっかり者、声楽コースのゆかりちゃんが独り黄昏れていました。
ゆかりちゃんのたたずみっぷりといい、背景の壁といい雑誌の1シーンみたいと盛り上がりました。
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そして皆で集まってポーズをとって雑誌の撮影のような?CDジャケット風のような?写真を撮りました。笑
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我ながらいい一枚が録れたと思います☆なんて自画自賛してみたり...w


そして、この日の昼食のメニューはこちら。
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お皿の右側のパンはクネドリーキと言ってチェコの国民食だそうです。食感はもちもちしていて蒸しパンのようでした。
ウィーンはジャガ芋、チェコはクネドリーキをひたすら食べた気がします。
石川はジャガ芋が大好きなのでウィーンでのジャガ芋祭りが終わってしまってちょっと寂しかったです><


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こうやって長いテーブルで食事をすると大家族になったみたいでうきうきしちゃいます☆


昼食後はヴィシェフラット民族墓地に立寄りました。
ヴィシェフラット民族墓地は民族に貢献した人々を葬る地で、スメタナやドヴォルザークを初めとした芸術家や著名人が眠っていました。

次はカレル橋の前で記念撮影☆
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カレル橋は、モルダウの川にかかる橋の中で最も歴史のある橋で、当時はプラハの公式行事を行う場所として使われた為に、「王の道」と呼ばれました。また聖フランシスコザビエルを初めとした聖人彫刻が30体設置されていました。

こちらはカレル橋から見たモルダウ川とチェコの町並み。

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その後旧市街地を散策しました。
広場では市庁舎前ではシンボルの時計台を見学したり、おなじみのwクリスマスマーケットをまわりました。


この日の夕飯はビール居酒屋に行きました。
まず出て来たのがこちらの食前酒。
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色味から想像出来るかもしれませんが相当きつかったです。笑

その後おつまみと共やお肉と共に美味しいビールを頂きました。
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この日はアコーディオンと歌を演奏を楽しみながらの夕食だったのですが、私たちのリクエストした曲を沢山演奏してくれたので私たちの盛り上がりは相当でした!!こうやって皆と楽しく盛り上がり、親睦を深められるのも海外旅行研修ならではですよね☆きっと現地の方々に陽気で明るい日本人だと認識された事でしょう。。
(ちなみに先生曰く私たちが今までの専攻科生のなかで最大の盛り上がりだったらしいですよw)


次回はプラハでの演奏会の様子をお知らせします☆

最後に宣伝です。笑
私たちの最後の演奏会が3月1日に行われます。

合奏の悦び~専攻科スペシャルアンサンブルコンサートVol.2
2112年3月1日(木)
開演18:30(開場18:00)
サントリーホール ブルークローズにて。
(六本木一丁目(南北線)下車5分、溜池山王(銀座線・南北線)下車7〜10分)
チケット
一般 :1000円、ルフラン会員 :無料

合奏に室内楽に二重唱に二台ピアノ!!盛りだくさんな内容の演奏会になる予定です♪
是非是非いらしてくださいね☆


声楽コース石川里奈。

2012年2月 7日 (火)

ヨーロッパ研修旅行レポートその5

12月12日
研修旅行も折り返し地点に来ました。今回からはチェコ編に突入します!

この日はチェスキークルムロフへいきました。
チェスキークルムロフは、チェコの古都で、モルダウ川の上流に位置する小さな街です。
13世紀に築かれた城を中心とした町です。14世紀から盛んになった手工業と商業とともに500年にわたって穏やかに発展したために、中世の美しい街並みがそのまま残されました。


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バスから降りてまずみえたのがこのような可愛らしい景色。
きらきらと光るモルダウ川やカラフルな色彩の可愛らしい建物はまるで、中世へタイムスリップしたかのようでした。
奧に見えるのが、聖ヴィート教会です。


こちらが街の中心にそびえ立つチェスキークルムロフ城ですー。
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チェスキークルムロフ城は、チェコ国内で2番目に大きい城と言われています。13世紀に最初の城が建設されたチェスキークルムロフ城には、5つの中庭と40の建物があります。
今回はお城の近くの高台までいきます!!

こちらはモルダウ川とメリ子さん。
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こちらは途中に発見した可愛らしいお店屋さん☆
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スヴォルノスティ広場に到着しました。
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広場の中心にはペスト記念像がありました。また、クリスマスシーズンなだけあり、大きなツリーが立っていました。


昼食後、聖ヴィート教会に立寄りチェスキークルムロフの歴史について学びました。
そして、頂上を目指してひたすら歩きまーす!!


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中間地点の高台で記念撮影☆
画像の中心部に見えるのがチェスキークルムロフ城の象徴フラデークの塔 です。


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こちらはチェスキークルムロフ城の下部の中庭です。
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真ん中の窓だけだまし絵になっています。


右の建物はチョコレートのような壁がとても可愛らしくテンションあがりっぱなしでした!
まだまだ歩きまーす!
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いくつもの中庭を通ります。フレスコ画が綺麗です!!
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頂上に到着しました。絶景が広がっています!!魔女の宅急便の世界みたいでした。
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そしてまた別のルートを通り下って行きます。
こちらの建物にもだまし絵が…。

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可愛い建物にキュンキュンしながら、だまし絵を探したり…。
街全体が世界遺産なだけあり、見所が満載でした。

街全体が世界遺産なだけあり、見所が満載でした。


その後プラハに到着しました。この日の夕飯は、鴨肉でした☆
そして、チェコと言えば黒ビール!!
夕飯の際にビールを片手ににやけ顔の石川とフルートのおだちゃんw
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次回はプラハ市内観光の様子をお届けします。


はいっ!3月1日のサントリーホールでのコンサートまでも、1ヵ月を切りました。
お時間がある方は是非サントリーホールまでいらして下さいね☆

 
声楽コース 石川里奈

2012年1月31日 (火)

ヨーロッパ研修旅行レポートその4

教会での演奏会が終わった後は自由行動の時間でした。
ウィーンでの日々も4日目、もうガイドブックなしで街を歩けちゃいます!!
あっ...勿論危ない所は行かない様にしてますし、スリや置き引きには細心の注意を払っていますよ!


ベルヴェデーレ宮殿へいきました。まずはお庭の前で記念撮影☆


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べルヴェデーレ宮殿は、フランス出身の貴族オイゲン公が建てた別荘で、
設計は前回のブログで登場した「ペーター教会」と同じヒルデブライトが手がけました。
現在は美術館として利用されており、ゴッホやモネの作品から、新しいタイプの前衛的でシュールなものまで様々な作品を鑑賞しました。

こちらはトラムで移動中の時の一枚☆

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その後は、全員集合して夕食の時間。
演奏会の緊張から解放された安堵感そして演奏会をやり遂げた達成感もあいまって、
私たち専攻科生の親睦はより一層深まりました。
音楽の街ウィーンで、楽しくお酒を飲んで、おいしいご飯を食べて、かけがえのない仲間がいて…。
こんな経験が出来るのも専攻科ならではです!!今年度も専攻科への入学をお待ちしてます!!


12月11日
この日は朝早起きをしてホーフブルグ王宮礼拝堂にて、ウィーン少年合唱団のミサを聴き天使の歌声に心が洗われました。

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ホーフブルク王宮は、ハプスグルク家の歴代皇帝が住んだ宮殿で現在は博物館として利用されています。
長い歴史のなかで幾度も改築や増築を繰り返したため、王宮内はとても広く迷路のようでした。
時間の都合上、すべてを見学することは出来ませんでしたが、旧王宮内のシシィミュージアムへ行き、
「シシィ」の愛称で親しまれる皇妃エリザベートの生涯をたどりました。


午後からはウィーンでの最後の自由行動。
中央墓地を訪れる子。美術史博物館へ行く子。遊園地へ繰り出す子。カフェでゆったりとした時間を過ごす子。
時間の許される限り各々の過ごし方でウィーンの最終日を満喫しました。


歌科仲良し5組とクラリネットのねばちゃんとフォルクスオーパーにてメリーヴィドウを観劇しに行きました。

これがフォルクスオーパーです!


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ドイツ語上演の英語字幕だったため、ウィットすべてを理解する事はできませんでしたが、本場の音楽と華やかなステージを存分に楽しみました。
なかでも、ねばちゃんは演目が終わった後もご機嫌でずうっとテーマ曲を口ずさんでいました♪
ねばちゃんは吹奏楽でメリーヴィドウを何度も吹いた事があって、思い入れがとても強いのだとか…。

写真はパンフを片手にご機嫌な二人です♪

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その後全員集合して夕飯です☆
レストランでは、バイオリンとアコーディオンによる陽気な演奏を楽しみました。


海外旅行をする際必ずと言っていいくらいに話題になる食事ですが、日本のお米のかわりに大量のジャガ芋がほぼ毎食出てきました。そして、お昼ご飯、お夕飯ともにこのようなずっしりとしたものを毎日食していたので帰国後体重計に乗るのがとても怖かったですw

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食べ物についても後ほど詳しく更新したいです☆


こちらはバイオリンに挑戦するピアノ科の萌ちゃん。意外と様になっていますね!!
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でもでも!!我らが専攻科のバイオリニストと言えば響ちゃん!!響ちゃんにバトンタッチです。
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こうしてウィーンでの5日間は終了しました。
音楽の都ウィーン….この言葉通りウィーンの街は音楽に満ちていました。
そしてハプスブルク家の残した美しい建造物、旧市街地の歴史情緒にあふれる町並み、
どれをとっても美しく、重厚で、魅力にあふれていました。

余談ですが、執筆者石川は荷作りに時間がかかってしまい同室の子が床についた後も泣きそうになりながら荷物を押し込んでいました。日本を旅立つ際にも、当日になっても荷造りが終らず皆に心配をかけてしまいました。
2012年はてきぱき片付けのできる女になりたいです。はい。

ではでは、次回からはプラハ編に突入します☆


声楽コース 石川里奈


2012年1月28日 (土)

ヨーロッパ研修旅行レポートその3

この日は待ちに待った教会での演奏会の日でした。
普段学校でする演奏会だってドキドキでとても緊張するのに、異国の地で外国人のお客様を目の前にして演奏をする事は相当なプレッシャーでした。
ただ少しでも良い演奏が出来るよう、専攻科生一丸となって日本で幾度もリハーサルを繰り返し演奏会に望みました。

演奏した教会はこちら!「ペーター教会」です。


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ペーター教会は、ヴェルヴェデーレ宮殿を手がけたヨハン・ルーカス・フォン・ヒルデブラントが設計したバロック建築の教会です。ウィーンで2番目に古い教会だそうです。
(ちなみにバロック建築とは16世紀末から18世紀初頭にかけて広がった様式で、建築そのものだけではなく、彫刻や絵画よって空間を構成し。華やか装飾や、内部も外部も曲線的に作られているのが特徴だとか…。)

教会の内部は鮮やかで祭壇画や天井画が飾られており、美しさに感激しつつも数時間後にこの場所で演奏会をする現実に専攻科生一同、緊張で顔を強ばらせていました。

まずこちらが演奏会のプログラムとチラシです☆

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いつもおなじみの、ヴィヴァルディ作曲の春、我らが松浦先生編曲の日本の情景はもちろん、Ave verum corpus、Ave Maria、トルコ行進曲、アリオーソなどを演奏しました。


教会での演奏風景です。

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演奏会では、教会を見に来た観光客の方、現地の方、など沢山の方々が足を止めて私たちの演奏を聴いて下さいました。
こんなに美しい教会で、音楽を奏でられたことはとても幸せで光栄なことでした。
その上私たちの演奏を沢山の方々が暖かい笑顔や拍手を送って下さり、胸がいっぱいになりました。
このような貴重な経験が出来たのはとても幸せなことで、この日私達の演奏を聴いて下さった方々、指導して下さった先生方、ペーター教会に、そしてマリア様に(執筆者、石川は仏教ですがw)感謝の気持ちがいっぱいです!


祭壇上から広がる景色、高い天井に響く自分たちの声、お客様からの暖かい拍手、帰国してもうすぐ2ヶ月もすぎるのに、目を瞑ると演奏会での情景が広がります。それ位かけがえの無い経験になりました。


また、この日の経験や、感じた思いを今後の演奏活動に活かすことが出来ればいいなぁと思います。

次回もまたウィーンについての更新になります☆


声楽コース、石川里奈

ヨーロッパ研修旅行レポートその2

この日はウィーンを離れて、はるばるハンガリーの首都ブタペストまで弾丸ツアーしました。
ブタペストはハンガリー共和国の首都であり、街の中心にドナウ川が流れています。西側のブタとオーブタ、東側のペストという3つの都市が合併され一つの都市になりました。


こちらは漁夫の砦です!ここを上るとドナウ川とペストの町並みを一望出来ます。
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ここで記念撮影をしました。旅行の楽しげな様子が伝わる1枚になっています☆
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こちらの可愛らしいモザイク屋根が特徴の建物はマーチャーシュ教会です。
この教会は13世紀に建築され、歴史的な事情により幾度も破壊、修復が繰り返され1970年に現在の形になりました。
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また、1862年にはヨーゼフ1世とエリザベートの戴冠式が行われ、その際リストが作曲したミサを自身が演奏したそうです。


その後リスト記念博物館に立ち寄りました。
作曲家リストが没年までの5年間を暮らしていた地に作られており、彼の使用していたピアノや書斎などを実際に見ることが出来ました☆
また、博物館に併設されているホールで現地の学生さんのバイオリンのレッスンをこっそり見学しました。つかの間のひと時でしたが美しいバイオリンの音色に惚れ惚れしました。


博物館を後にした後、偶然留学している日本人の学生さんにお会いしました。同世代の子が音楽を頑張っているのはとても嬉しいし、自分自身への励みにもなりますね。
このような思いがけない出会いがあるのも研修旅行ならではだと思います。


その後、ブタペストで1番大きい教会聖イシュトヴァーン大聖堂へ行きました。
こちらが聖イシュトヴァーン大聖堂!!
後に聖人とされたハンガリー初代王イシュトヴァーンを祭る大聖堂です。
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大聖堂内部はこのような感じでした。

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大聖堂の前でもクリスマスマーケットが開催されていました。
こちらのクリスマスマーケットではうさぎさんのぬいぐるみを仲良しの皆でおそろいで買っていました☆

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最後にくさり橋を背景に記念撮影しました☆
ドナウ川を挟んで西のブダ、東のペストを最初に結んだのがこのくさり橋だそうです。

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これでブタペスト弾丸ツアーは終了です!

ちなみにブタペストは温泉も有名だそうです。
いつかまたブタペストを訪れる機会があればその時は温泉にも行きたいです。


3日目は、教会での演奏会についてのレポートです♪

声楽コース 石川里奈


ヨーロッパ研修旅行レポートその1

先日、専攻科最後のソロ演奏会~ソロの妙技~が終了しました。
専攻科での日々も残りわずか!!、今は、専攻科ライフ最後の演奏会3月1日サントリーホールでの演奏会の準備に励んでいます。
私たちの専攻科での日々の集大成になる演奏会になります。
お時間に余裕のある方は是非!!是非!!サントリーホール ブルーローズで行うスペシャルアンサンブルコンサートにいらしてください☆


今回から数回に分けて、12月7日から17日にかけて行った専攻科の一大イベントヨーロッパ研修旅行の様子を報告します!!
文章は声楽コースの石川です。おつきあいよろしくお願いします><

今回のヨーロッパ研修旅行はウィーン、ブタペスト、プラハの3カ国の弾丸ツアーでした。
12月7日、12時間のフライトを経て念願のウィーンに!!到着時刻は17時頃。天気は雨。今年は暖冬とのことで例年よりは過ごしやすいのではないか…とのことでした。
この日は、スーパーでお水を買ったりお菓子を買ったり…海外のスーパーに皆大はしゃぎでした。

1夜明けて12月8日。
この日はウィーン市内観光の日でした。

どどーん!!
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こちらはシェーンブルン宮殿の前で記念撮影しました!!
シェーンブルン宮殿は、ハプスブルク家が夏場に過ごした宮殿で、マリア・テレジアやマリー・アントワネット、エリザーベートが暮らした
豪華絢爛なお部屋の数々や美しいお庭を見学しました。


その後、市立公園へ行き、美しき青きドナウでおなじみワルツ王、ヨハン・シュトラウス2世の像を見学しました。
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昼食後はつかの間に自由行動時間☆
お買い物へいく子や、本場のザッハトルテを食べに行く子、楽譜屋さんを巡りをする子など各々にウィーンの街を満喫しました。


私は、バイオリンの響ちゃんとピアノの萌ちゃんと一緒にオペラ座内部見学ツアーへ行きました♪
今日は、オペラ座見学ツアーの様子をお伝えします!

まず、こちらが世界3大オペラ座の一つウィーン国立歌劇場です。
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見学ツアーでは、実際にオペラ座の内部から舞台裏までを見学出来るわくわくドキドキのツアーでした♪

こちら内部です。
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これは、ボックス席からの風景。
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実際に舞台袖に上がることが出来ました!この日はリヒャルト・シュトラウス作曲の薔薇の騎士が上演されるそうです。
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こちらには、豪華な会議室です。この会議室は一般の方もレンタルできるようです。ここでお誕生日会なんてできたら幸せでしょうねぇ。
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その後、市庁舎前のクリスマスマーケットを楽しみました。
クリスマスマーケットでは、キャンドルやクリスマスのオーナメント絵本や玩具など沢山の屋台が並んでおり、幸せイッパイで暖かい空間が広がっていました。
また、美味しそうなお菓子やソーセージなどが沢山ありましたよ!


クリスマスマーケットを満喫した後は、レストランで夕食を楽しみました。
本日の夕飯は、ウィーン名物の子牛のカツレツでした♪

次回はハンガリーのブタペストについてのブログになります☆


声楽コース 石川里奈