今回は今年度初めての箏のワークショップということで、箏の準備から好きな調弦を選んで音楽づくりまで盛りだくさんの内容でした。
今年度は箏専攻の学生は皆無で、ほとんど箏は初心者の学生でしたが、みんな一生懸命取り組んでくれたおかげで、ここまで盛りだくさんの内容ができたと思います。
最後にはみんな楽しかったといってくれたので、とてもうれしかったです。
内容は以下です。
授業担当;吉原佐知子 記
『箏入門~調弦バイキング~』
実施日2013年5月8日
参加者:洗足学園音楽大学学生15名
使用楽器:箏15面(最初は平調子)
目的:①箏の準備、基本奏法、特殊奏法の習得
②箏によるパターンミュージックの基本を習得
③箏の調弦の特性を知る
内容
1、箏の準備
2、「さくら」を弾きながら基本奏法の習得
3.吉原による「さくら変奏曲」の実演を聴いた後、特殊奏法の習得
4パターンかさねの練習
5即興の練習
6独自の音探しをしたのち、対話の練習
7平調子、琉球音階、民謡音階から好きな調弦をえらんでもらい、音楽づくり
8、発表&感想
<琉球音階>
<平調子>
<民謡音階>
〈授業後の感想〉
前回まで三味線や尺八でグループによる音楽づくりをしてきたので、どのグループもあまり戸惑いなく上手に話し合って、また聴きあって発表してくれて感心しました。
今回提示した調弦は、箏の初回だったので主に日本の五音音階のみでしたが、次回は世界の音階を提示してみようと思います。
ちなみに今回は琉球音階が1番人気で、平調子が一番不人気でした。
やはり明るい音階が好きなのですね。
次回からは、箏、三味線、尺八、どれを使っても大丈夫になりましたので、また新たな発見が期待できることでしょう!
乞うご期待!
以上。
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