2013年2月24日 (日)

ウィーン研修5日目【2月22日(金)】

今日はカールス教会とウィーン博物館カールスプラッツ、ハウス・デア・ムジークに行きました。
カールス教会で印象的だったのは、天井画です。この教会は当時流行していたペストの撃退を記念して建てられ、人々はここに来てこの天井画の空や天使達を見て救われていたのだなと、ついつい感慨にふけってしまいました。
ウィーン博物館カールスプラッツでは、石像や絵画、市街図ステンドグラスなど、様々な種類のものが展示されており、古代から現代までのウィーンの変貌を学ぶことができました。ハウス・デア・ムジークでは、有名な音楽家や作曲家の資料、衣装などが多数展示されているだけでなく、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の疑似体験コーナーもあり 、様々な角度から音楽の素晴らしさを知る事ができ、とても勉強になりました。
また、今日は5名の学生がマーティン・ヒューズ先生のレッスンを受講しました。
ウィーン国立音楽大学は、レッスン室だけでなく、建物全体に緊張感があるのが印象的でした。ヒューズ先生は優しいお人柄ですが、レッスンを通じて音楽の神髄に真剣に向き合い、その伝統を引き継いでいるという強い責任感や使命感を感じました。
また、その感覚を日本に帰っても、忘れてはならないと痛感しました。
明日は、オーバラー・テアター・ザールで演奏会を行います。
来て下さるお客様に楽しんでもらえるよう、自分の持っている力を出し切るように頑張ります!

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