2012年2月

2012年2月29日 (水)

八日目は朝から雨が降っていて、風も冷たく、傘をさしながらの自由行動となりました。私は、小嶋先生と数名の学生と一緒に、中央墓地へ行ってきました。モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、シュトラウス等、名だたる音楽家の墓碑が集結していました。その後、ザッハートルテを食べ、買い物をし、ハウス・デア・ムジークでハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、マーラー等、ウィーンで活躍した音楽家の生涯を勉強し、最後にはウィーン・フィルをバックに仮想指揮体験をしましたが、意外と難しく、思うように曲が流れていきませんでした。夜は、「アウグスティナー・ケラー」で全員で食事をしました。みなさんお酒も入っているせいか、陽気ではしゃいでる様子が伺われ、この研修旅行で一番笑顔が垣間見れた一夜でした。

さて、明日で研修最終日となる九日目は、マインハルト・プリンツ先生のレッスンと演奏会鑑賞です。

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2012年2月28日 (火)

七日目は再びヒューズ先生のレッスンです。ヒューズ先生のレッスンは毎回5人ずつ受講をし、本日は3回目のレッスンなので、全部で15人受講しています。今年度は多くの学生がヒューズ先生のレッスンを受講できることになったのは、大変喜ばしいことですし、何よりも学生にとって、大変勉強になったと思います。(昨年までは5人しか受けられませんでした。)また、この日は練習室をお借りすることができ、本日のレッスンを受講する人、29日のプリンツ先生のレッスンを受講する人は思う存分練習ができて、レッスンに臨めるのではないかと思います。

夜は、フォルクスオパーでプッチーニの「外套」「ジャンニ・スキッキ」のオペレッタを鑑賞しました。難しそうなお話かなと思っていましたが、以外と わかりやすく楽しく見ることができました。さて、八日目は自由行動です。夜には「アウグスティナー・ケラー」でホイリゲを楽しみます。

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六日目は朝から王宮礼拝堂のミサでウィーン少年合唱団の歌声を聴いてきました。すでに多くの方が訪れていたため、ドア付近までしか入ることができず、残りの人は、入り口ホールのモニターでミサの様子を鑑賞しました。ミサが終わると、ウィーン少年合唱団の団員が中庭に数名出てきてくれて、一緒に記念撮影をしてくれました。その後はアウグスティナー教会のミサを体験し、午後からは自由行動になりました。私は、学生数名と一緒に国立図書館プルンクザール~市庁舎~国会議事堂~モーツァルト像~ゲーテ像~シュテファン寺院~モーツァルトハウス・ウィーン等を見てきました。特にシュテファン寺院のそびえ立つ南塔は圧巻でした。

さて、七日目は再びレッスンです。

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2012年2月26日 (日)

五日目はオプショナルツアーとして、プラハに行きました。朝7時半にホテルを出発をし、プラハに着いたのはお昼の12時。「RESTAURANT VIKÁRKA」というレストランで、チェコの伝統料理である「チキン&パスタ・スープ」「スヴィーチコヴァー・ナ・スメタニエ」「アップル・パイ」の3品を堪能しました。昼食後はプラハ城へ向かい、旧王宮、黄金小路、カレル橋、旧市街広場周辺を探索し、その後20分間の買い物を経て、プラハを後にしました。プラハに滞在したのはわずか4時間でしたが、プラハの名所を短時間で回れましたし、外観の美しい装飾を眺めたり、カレル橋から見るヴァルタヴァ川(モルダウ川)は絶景でした。

さて、ウィーン研修旅行折り返し地点の六日目は、午前中は全員で王宮礼拝堂ミサ、ウィーン少年合唱団、アウグスティナー教会ミサを聴き、午後は再び自由行動の予定です。Cimg0635Cimg0636

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2012年2月25日 (土)

四日目は昨日と同じ内容で、朝からウィーン音大でヒューズ先生のレッスンを受講し、その後、本日はヴァルトミュッラー・ザールで演奏会を開催しました。アットホームな感じの会場で、客席には机・椅子が並べてあり、飲食をしながら演奏会を楽しめる会場でした。出演者のみなさんは普段の演奏会場(ホール)と違い、サロンで演奏しているかのような雰囲気で楽しく弾けたのではないでしょうか。演奏会終了後は、会場で聴いてくださった人たちを囲んで、ささやかなパーティーを開きました。ソプラノ歌手のI. Merschlさんの演奏はパフォーマンスがすばらしく、時には聴き惚れたりと、ユーモアのある方でした。食事を食べ終えた後は、毎年恒例のビンゴ大会を行いました。学生たちが現地の方にビンゴのやり方をドイツ語・英語・手ぶり身振りを交えて教えていました。また何と言っても一番最初にビンゴになったのが、ソプラノ歌手のI. Merschlさんでした。声高々と「BINGO!!」と言って、舞台で景品をもらっていました。さて、五日目はプラハ観光です。Cimg0345Cimg0353Cimg0365 Cimg0378

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2012年2月24日 (金)

三日目は朝からウィーン国立音大主任教授のマーティン・ヒューズ先生のレッスンを受講しました。受講生は真剣な眼差しで先生がおっしゃっていることを聞き、一緒に音楽を作りあげていくというレッスンでした。特に和声、リズム、音の響きの重要性を学んだのではないかと思います。その後、夜にオーバラー・テアター・ザールで演奏会を行いました。ソロ5名、連弾2組、1台6手1組という構成で、シューベルト、シューマン、ブラームス、シュトラウスⅡ世の曲を中心に演奏しました。終演後は拍手喝采を浴び、多くのお客様からお褒めの言葉を頂き、出演者一同、感謝を申し上げます。さて、四日目は本日と同じ予定で、ヒューズ先生によるレッスンと演奏会は会場を移しまして、ヴァルトミュッラー・ザールというところで演奏会を開催いたします。

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2012年2月23日 (木)

二日目は、世界遺産にもなっているシェーンブルン宮殿に行くグループ(引率:鳥羽瀬先生と中家、学生21名)とシューベルトの生家等に行くグループ(引率:杉本先生、学生4名)に分かれて行動しました。それぞれ、ウィーンの歴史、建築、絵画、音楽家の生い立ち等に触れることができ、少しずつウィーンという町、歴史・音楽を肌で感じることができたのではないかと思います。その後は、各自、ウィーン市内を観光し、夜は楽友協会でウィーン交響楽団の極上の音色に酔いしれました。さて、三日目はいよいよヒューズ先生によるレッスンが始まり、その後はオーバラー・テアター・ザールで演奏会を行ってきます。Cimg0036_2Cimg0052

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2月21日(火)12時15分に成田を出発をして、11時間45分弱のフライトを経て、16時前にウィーンへ到着しました。
今年度のウィーン研修旅行は、25名の学生と引率に杉本安子先生、鳥羽瀬宗一郎先生と私、中家 聖(演奏部)、また2月24日から小嶋貴文先生が加わり、今年度はこのようなメンバーで9泊11日間、実りのある研修にしていきたいと思っています。
本日は、まず電車の乗り方や切符の買い方を教わり、そして今後いろんな場面で集合場所となるオペラ座の場所の確認や明日演奏会を聴きにいく「楽友協会」の場所も確認をしてきました。その後、「BILLA」というスーパーで買い物をし、ホテルへ戻ってきました。
一日目はウィーンで生活していく上で必要最低限のことを学びました。
さて、二日目は自由行動と演奏会鑑賞です。自由行動では、シェーンブルン宮殿や旧市街を探索します。また、夜には楽友協会でウィーン交響楽団の演奏を堪能します。 
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