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2014.03.09

ニューヨーク研修5日目

ニューヨーク研修5日目

今日は待ちに待ったヴォーカルワークショップがありました。先生は、昨年ロンドンで教えていただいたアン・マリー先生や洗足のエドワード先生、スティーブン先生などと同様、常に発声についての研究を重ねておられるロバート・スシマ氏です。彼には2年前も教えていただきました。

朝9時にホテルを出発し、スタジオまで10ブロック、約30分かけて歩きました。今日は天気も良く、春の匂いのする爽やかなマンハッタン、気分はニューヨーカーです。

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スタジオに到着すると、スティーブン先生と半年ぶりの再会。

2ブロックの髪形は相変わらずで、元気そうでした!

3時間半のワークショップは、正しい姿勢へのアプローチトレーニングから始まり、実際の曲を使いながら、チェストヴォイス、ミックス、ヘッドボイス、ベルティングから、赤ん坊の泣き声風、ヨーデル風、息をたくさん入れる歌い方など、いろいろな発声方法を教わりました。受講生の音色がみるみる変わっていくので、説得力は充分。明日も楽しみです。

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ワークショップ終了後、今日は土曜日ということもあり、15時からのマチネと20時からのソワレを精力的に2本観劇した学生もたくさんいました。日本では金銭的なこともあり、なかなか観劇に行きませんが、ブロードウェイにいると、見なければもったいないという感覚になるのが摩訶不思議。

そしていよいよ「レ・ミゼラブル」です。

 

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私は、開演10分前に劇場でチケットを購入しましたが、何と前から3列目の真ん中の席という贅沢さ。

定時ぴったりにマエストロが振り始めると、満員の劇場内は大興奮!そして、ジャンバルジャンの第一声に観客全員が酔いしれたのです。こんな体験は初めてでした・・・オケの音色もテクニックも最上級、アンサンブルキャストの半端ない声量と演技力、子役達の上品さ、ジャンバルジャン、ジャベール始め男性キャストの圧倒的な歌唱力などなど褒め言葉にはきりがありません。レミゼはロンドンに限る思っていた自分の浅はかさにいやはやなんとも。ニューヨークのミュージカル業界は、懐深いというか、層が厚いというか、すべてにおいて脱帽しました。

日本も負けてなるものかと思いつつ。

下記、2年生の感想です。
今日は7人全員でレ・ミゼラブルを観てきました。チケットが常に売り切れ状態で取れるか心配でしたが、劇場の方で買い、7人全員バラバラの席にはなったものの無事チケットを取ることができました。私は、1階席の前の方だったので、キャストの表情や生の歌声が聴こえて終始鳥肌状態でした。
キャストはもちろんアンサンブルもレベルが高くて本当に面白かったです!
終演後、キャストの出待ちをし、出演者の方々にサインや写真を撮ってもらいました!
席はバラバラでも見る価値ありです!見ないと絶対損です!

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