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2016.10.26

【夏花火♡恋名残】ご観劇くださった皆様へ①

花組(22日) 竹本花之助役の2年の隈元梨乃です。
無事に二日間の公演が終了し、合わせて1700名を超えるお客様にご来場頂きました!
ご来場誠にありがとうございました!

6年目を迎えた邦楽ミュージカル。
第二弾である「夏花火♡恋名残」も三年目の上演となり、毎年少しずつ成長を続けて参りましたが、今年はその集大成として、倉迫先生による演出も大きく変わり、篠原先生の音楽も新曲が二曲追加、衣装やヘアメイクなどビジュアル面も更にポップなものになり、新たにパワーアップしたものをお届けできたのではないかと思っております!

作曲の篠原先生、脚本の中屋敷法仁さん、演出の倉迫先生、先生方や研究員の皆さん、洋楽器と現邦研の楽団の皆様、舞台部や音響、照明、美術などのスタッフの皆様、衣装やヘアメイクの皆様、学生演出部、出演者ならびにコーラスなどなど本当に多くの方々がそれぞれにご尽力下さり、関わる者全員で創り上げてやっと成り立つこの作品ですが、それを完全なものにする最後にして最高のピースはお客様です。
おたまのあげた花火が江戸の夜空に狂い咲いた時、お客様からも大きな拍手を頂き、いまお客様を含めた私達全員が同じ景色を共有しているのだなと感動し、これこそがエンターテイメントの大きな意義の一つなのではないかと感じました。

劇中で花之助は、花鳥との出会いをきっかけに多くの人との出会いを経て成長し、「芸の力で人の役に立ちたい!世の為人の為それがエンターテイメント!」と遠山に投げかけますが、それは私たち自身にも言えることであり、誰かの為に尽くす力の強さをこの作品を通して身をもって学ばせて頂きました。
ご観劇くださった皆様のお心にも何かしら届いていれば、芸人としてエンターテイナーとして、それを志すものとして、本当に幸いでございます。

あたたかいご声援と拍手を本当にありがとうございました!!

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その他、学生メインキャストのメッセージをお届けします!


佐原喜三郎役
後藤光葵(学4)
今年で3年目の「夏花火♡恋名残」。初演の一昨年から出演している私にとっては物語がより一層濃く作れたのではないかと自負しています。今年は、衣装も派手になり、演出や振付も所々変更されたり、新曲が2曲追加されたりと今までとは違った「夏花火♡恋名残」をお客様にお届けできたのではないかと思っています。今回の作品を通して、芝居を創る喜びを改めて感じることが出来て、私自身、日々勉強になることばかりでした。本当にありがとうございました。

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花組 鶴澤花丸役
名取えりか(学4)
『夏花火♡恋名残』ご観劇ありがとうございました!私は初演の時から2年連続で花魁カンカンとして出演していたのですが、初演からこの作品が本当に大好きで、3年間出続けられた事がとても嬉しかったです!
鶴澤花丸役を演じさせて頂くうえでは姉さん役の花之助、三味線、花鳥さん、そしてエンターテインメントに対する様々な強い想いを観てくださる方々にどれだけ伝えられるかという事を考えていました。
そして今回は衣装が華やかになり新曲が増え、キャストも1.2年生が多かったりと新鮮でエネルギッシュで、よりバージョンアップした『夏花火♡恋名残』になったのではと思っています。
花之助や花丸と同じ芸事をしてきているからこそ、エンターテインメントはなくさない!という思いでお江戸を駆け回る日々はとても幸せでした。
本当にありがとうございました!

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花組 逢坂屋花鳥役
河村早映(学3)
『夏花火♡恋名残』 ミュージカルコース設立10周年&黙阿弥生誕200年という記念すべき公演で素晴らしい皆さまと共演させて頂いたこと、幸せに思います。今回「逢坂屋花鳥」という役を頂き、花鳥は強く『信じること』が出来る人だと感じました。幽霊になってまで恋人を想い続け、その強い想いを2人の姉妹に託す。花鳥を演じる上で私も『信じること』の本当の意味に気付くことが出来ました。共演者の皆さんや先生方、楽団さん、この作品に携わってくださった皆さまが強い信頼感を与えてくださり大きな安心感で包んで頂いたからこそ本番を迎えることが出来たと感じます。 この場を借りてお礼申し上げます。まだまだ未熟な私ですが、今回学んだことを糧に精進していきます。
本当にありがとうございました!

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花組 玉屋おたま役
宮川実生(学1)
ご来場ありがとうございました。
去年観てからずっと憧れていた、夏花火♡恋名残に玉屋おたまとして出演させて頂ける日が来るとは夢にを思いませんでした。
稽古中は、おたまという人物と向き合うたびに悩み自分にはできないんじゃないかと諦めそうになった時もありました。でも前田ホールに入ってからは、自分でも驚くほど役に入り込んでいました。この作品に出会えたこと、お客様に見守られ玉屋おたまとして舞台に立てたこと、とても嬉しく思います。本当にありがとうございました。

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鳥組 鶴澤花丸役
鈴木麻祐理(学2)
『夏花火♡恋名残』御来場下さった皆様、ありがとうございました!私は役名の「鶴澤花丸」という名前が本当に気に入っていて、稽古前からこの名前にピッタリになれるよう役作りしよう!と思っていました。新しく花丸の着物にお花をつけていただいたり、髪の毛も丸っこくしてもらい、気がついたら見た目も花丸になっていました。(笑)
私は一人っ子なので、「姉妹」は永遠の憧れでした。妹思いの姉さんをもつ花丸を演じられてとても楽しかったです!
どこをとっても魅力たっぷりの『夏花火♡恋名残』。お客様の心にエンターテイメントを届けられたのではないかと思います。これからも精進して参ります。
ありがとうございました!

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鳥組 逢坂屋花鳥役
木村つかさ(学4)
3年目となった今年もたくさんのお客様に御来場頂き、無事に終演することが出来ました。あたたかい拍手をいただき、舞台からお客様の笑顔をみたとき、舞台はお客様無しには成り立たないものだなと実感しました。本当にありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。
花魁カンカン、花之助、そして花鳥と、作品とともに自分自身も、夏花に大きく成長させてもらいました。この作品との出逢いはわたしの人生のかけがえのない宝物です。
「芸の力で人の役に立ちたい」
これは劇中、花之助が遠山に向かって訴えるセリフです。たとえどんな苦しい時代、環境になったとしても、誰かの心に響くようなエンターテイメントを続けていきたいと思わせてくれました。この作品から、生き抜いた3人の役から教えてもらったことを胸に、これからも精進して参ります。
大好きなこの作品が沢山の方に愛され、いつまでも生き続けることを祈っています。
本当にありがとうございました。

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鳥組 玉屋おたま役
吉川加那(学1)
邦楽ミュージカル「夏花火♡恋名残」にご来場いただきありがとうございました。夏花火♡恋名残に出演する事が出来てとても幸せな時間を過ごす事が出来ました。楽しかっただけでは無く自分の課題もたくさん見つける事ができて、改めて自分と向く気合う事が出来てとても良い経験になりました。この作品と携われた事に感謝しこれからも顔晴っていきたいと思います。

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この作品を愛してくださった全ての皆様に御礼申し上げますとともに、我々ミュージカルコース一同まだまだ未熟不鍛錬ものに御座いますが10周年を節目にこれからも精進致して参りますので、何卒今後とも、隅から隅までずずずいーっと宜しく御願い奉ります!!

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