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2014.10.28

邦楽ミュージカル「夏花火♡恋名残」

こんにちは!

CHICAGOが終わり、アンサンブルを含めて、
「夏花火♡恋名残」の稽古が本格的に始まりました!

10月21日には、本物の女流義太夫である竹本京之助さんと、三味線の鶴澤賀寿さんがレクチャーに来てくださいました。

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今回はそのレクチャーについてお話したいと思います。



まず始めに口上の体験をしました。
口上は、何という作品をやって誰が語り誰が三味線を弾くのかをお客さんに伝えるための大事な始まり。
この口上は、本編でもやる予定です!

そして道具の説明。
床本(義太夫の台本)の大事さや、三味線の駒の選び方の難しさ、道具一つ一つの役割の大切さを知ることができました。

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そして所作や舞台に出る前の心構えなどを細かくわかりやすく丁寧に説明してくださいました。


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1時間50分程のレクチャーでしたが、出演者一同も興味を持ち、義太夫の素晴らしさに触れることができました。


私がとても気に入ったお話は、衣装の下は白装束のように襦袢など全て白いものを身に付けているということ。


これは、「死ぬ覚悟で語りを披露する」と言う意味が込められているそうです。
それくらい強い心意気で語っていることにとても感動しました。


この作品に触れるまで、女流義太夫の存在は知りませんでしたが、観れば観るほど、知れば知るほど魅力を感じ、演技のこと関係無しに興味を持つようになりました。

それほどまでの力を持っている、日本の素晴らしい伝統芸能なんだと思います。

私もそれに恥ない覚悟で舞台をやりきれたらいいなと思っています


さて、まだまだこれから困難などがありそうな稽古場ですが、随時更新していこうと思います!
お楽しみに!

4年、篠原ありさでした!

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