総合コース基礎科実技
本日の実技授業は木村伶香能 先生。アメリカに居を構え、世界中を飛び回り日本の箏、三味線の伝統音楽の紹介や新しい音楽を演奏しています。ご主人はチェリストの玉木光 氏で、現在、お二人で日本で演奏ツアー中です。
本日の実技授業は木村伶香能 先生。アメリカに居を構え、世界中を飛び回り日本の箏、三味線の伝統音楽の紹介や新しい音楽を演奏しています。ご主人はチェリストの玉木光 氏で、現在、お二人で日本で演奏ツアー中です。
「尺八の音楽」について青木彰時 先生にお話と演奏をしていただきました。古代尺八や一節切尺八からの楽器の変遷の話から始まり、昭和の大名人、三本会(青木鈴慕、山本邦山、横山勝也)や山口五郎 先生のエピソード、貴重な映像資料を見せていただきました。名人達の全盛期の尺八界の勢いや活気を知ることができました。また、尺八古典の名曲である「鹿の遠音」も楽譜解説付きで演奏していただきました。
本日は尺八奏者の三橋貴風 先生の講義授業でした。
6月1日の邦楽サウンド論は「三味線組歌と箏曲組歌」をテーマに中香里 先生にご講義をしていただきました。
5月25日の邦楽サウンド論は「雅楽」をテーマに中村仁美 先生にご講義をしていただきました。
篳篥に使われる盧舌(リード)は葦が使われており、淀川河川敷にある「鵜殿のヨシ原」で採取されるものが必要不可欠とされています。ここの葦の特徴は太く成長し、これを平たく整形しダブルリード状の吹口をつくります。他の地域では篳篥に適する太さの葦が得られず、昔からこの地域の葦が使われていましたが、近年ここに新名神高速道路建設の計画が持ち上がっており、「鵜殿のヨシ原」の保全が大きな問題となっているそうです。