現代邦楽研究所研究生の活動紹介
現代邦楽研究所出身者の様々な活動や活躍を紹介するシリーズ。今回は現代邦楽研究所総合コースを修了した岩倉恵子さんです。
岩倉さんは現代邦楽研究所総合コースを修了後も、邦楽ワンテーマ講座や個人レッスンを続け、研鑽を積んでいます。長年の邦楽器の研究や演奏経験を活かし、岩倉さんが脚色、作詞を担当した音楽劇「星の王子様」が町田市民フォーラム3階ホールにて2021年9月4日に初演されました。
旅行好きな岩倉さんが以前チェニジアへ旅行した折、サハラ砂漠の光景を目にした際に愛読書であるサン・テグジュペリ原作の「星の王子様」を思い出し、これを音楽劇にしたいと思ったことがきっかけとのこと。その後、周囲の応援や後押しにより作品発表に至りました。
ソプラノとアルトの歌手にピアノを加えた邦楽器編成で、作曲は川崎絵都夫。現代邦楽研究所にてレッスンを受けていた先生方に洗足学園音楽大学の卒業生らが奏者となり、岩倉さん自らも箏で演奏に加わりました。初演は大好評となり、今後様々な演奏会で再演が望まれます。
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