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2016年10月

2016.10.26

【夏花火♡恋名残】ご観劇くださった皆様へ②

鳥組(23日) 竹本花之助役 1年の久信田敦子です。
ミュージカルコース設立10周年&黙阿弥(芝晋輔)生誕200年記念公演「夏花火♡恋名残」、無事に千秋楽を迎えました。二日間合わせて沢山のお客様にご来場頂き本当にありがとうございました。

三年間皆様に愛され続けて来た、歴史のあるこの「夏花火♡恋名残」も、今回で最後となり、その最後の年に携われたことが私にとって掛け替えのない経験となり、掛け替えのない思い出となりました。
中屋敷法仁さんの脚本、篠原先生の楽曲、倉迫先生の演出、そして大人キャストの皆さん、スタッフの皆さんや楽団の皆さんの力によって、学生だけでは表現しきれない素晴らしいエンターテイメントを上演することができたと思います。

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また、今回は昨年より更にアンサンブルの皆さんの動きがブラッシュアップされ、作品全体がエネルギッシュになりました。

そんなアンサンブルの皆さんからコメントを頂きました。


☆町人
町人は1、2年生だの若くフレッシュなメンバーでした。意外と自由な所が多く自分たちで考えた設定を元に、お芝居を作っていくという事に取り組みました。また、本番直前に振り付けの平塚先生に振りをグレードアップしていただくなど常に新鮮な気持ちで舞台に立つ事が出来たと思います。かなりドキドキしてしまいましたが…。このメンバーで出来た事に感謝して前に進みたいと思います。観に来てくださった皆様ありがとうございました。

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☆日舞隊
女芸人として、はたまた花魁見習いとして夏花の世界を生きていました日舞隊です。毎回稽古から一つ一つの動きやポーズに魂を込めて日舞を舞っておりました。花組、鳥組両日皆さまからのあたたかい拍手をいただけたからこそ日舞隊が夏花の世界で生きることが出来ました。本当にありがとうございました!これからも邦楽ミュージカルをよろしくお願いいたします!

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☆歌舞伎隊
私達歌舞伎は新しい演目を元にしようと思い、新しく作品について調べたり深めることができて楽しかったです。また、逃走中話せないのでどうしたら伝わるかそれぞれたくさん考えました。そして私達がやっていた演目を発表します!義経千本桜の狐忠信、義経、静御前でした!観にきて頂いた方の中で演目がわかった方がいたようで嬉しかったです!ありがとうございました。

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☆殺陣師
殺陣師は、去年とは違い、「女殺陣師」という、新たな要素が入り、どうやったら去年と差が出せるのか、3人で考え、練習してきました。考えながらの練習が、エンターテイメントだったのかもしれません。多くの方々に見てもらい大変幸せな時間でした。この幸せを噛み締めて、今後の舞台も精進していきますので、応援宜しくお願い致します!ありがとうございました!

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☆狂言師
「夏花火♡恋名残」ご来場・応援ありがとうございました。盛況の中、終演する事が出来ました。
これもまた、皆様のお陰です。
私は、狂言師役を努めさせて頂き早3年の年月が経ちました。毎年、過去の自分の舞を超えるのに苦労をしますが、今作品は特に難の多い現場でした。最終的には、お客様が受け入れて下さった事が私の力となり、江戸の狂言師達もきっとそうだったのだろうと思います。
4年間、邦楽ミュージカルの舞台に立てた事、感謝しております。
これからも、ずっとずっと邦楽ミュージカルを愛して下さい。

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☆花魁
花魁としてこの作品に花を添えられるよう一丸となって取り組み、全身全霊をかけて演じ踊りきることができました。
あたたかい拍手をいただき、本当にありがとうございました。

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☆火消し
2公演とも、踊り終わる前に拍手をいただいて、を組一同、大変感激致しました。江戸の火は消しても、お客様の心に少しでも火を灯せたなら、この上ない喜びです!ご来場、ありがとうございました!

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☆同心
今回は華奢な女子が多く、えっ私が同心!?という驚きからスタートし、倉迫先生の「今年は同心をバージョンアップさせたい」というお言葉に応えるべく毎回稽古前に筋トレを行うなどしながら様々な試行錯誤をしました。最終的に全員腕がムキムキに…(笑)本番を終えて「怖いけど格好良かった」というお声を頂き、同心としての役割を果たせたかなと嬉しく思っております。今回得たことを活かして、これからも精進していきます。本当にありがとうございました!

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☆影コーラス
ご来場下さったお客さま、ありがとうございました!
影コーラスは舞台の上には乗っていないものの、本番は浴衣を着て、キャストに負けない気合いで歌っていました。
普段はお客さまの目には触れないので、皆さんがオケピを覗きに来てくださる終演後のno musical no lifeを歌うときが実は一番燃えていたりします!!
篠原先生の作って下さった曲を楽団さんたちと一緒に歌うことができてとても楽しかったです。
来年も楽しみにしていてくださいね!

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この作品を三年間上演できたのも、お客様の温かい応援のおかげです。
これからも見ていただくお客様全員に楽しんで頂ける、また心に残るようなエンターテイメントを創り上げていきたいと思います。
ご来場頂き本当にありがとうございました。

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【夏花火♡恋名残】ご観劇くださった皆様へ①

花組(22日) 竹本花之助役の2年の隈元梨乃です。
無事に二日間の公演が終了し、合わせて1700名を超えるお客様にご来場頂きました!
ご来場誠にありがとうございました!

6年目を迎えた邦楽ミュージカル。
第二弾である「夏花火♡恋名残」も三年目の上演となり、毎年少しずつ成長を続けて参りましたが、今年はその集大成として、倉迫先生による演出も大きく変わり、篠原先生の音楽も新曲が二曲追加、衣装やヘアメイクなどビジュアル面も更にポップなものになり、新たにパワーアップしたものをお届けできたのではないかと思っております!

作曲の篠原先生、脚本の中屋敷法仁さん、演出の倉迫先生、先生方や研究員の皆さん、洋楽器と現邦研の楽団の皆様、舞台部や音響、照明、美術などのスタッフの皆様、衣装やヘアメイクの皆様、学生演出部、出演者ならびにコーラスなどなど本当に多くの方々がそれぞれにご尽力下さり、関わる者全員で創り上げてやっと成り立つこの作品ですが、それを完全なものにする最後にして最高のピースはお客様です。
おたまのあげた花火が江戸の夜空に狂い咲いた時、お客様からも大きな拍手を頂き、いまお客様を含めた私達全員が同じ景色を共有しているのだなと感動し、これこそがエンターテイメントの大きな意義の一つなのではないかと感じました。

劇中で花之助は、花鳥との出会いをきっかけに多くの人との出会いを経て成長し、「芸の力で人の役に立ちたい!世の為人の為それがエンターテイメント!」と遠山に投げかけますが、それは私たち自身にも言えることであり、誰かの為に尽くす力の強さをこの作品を通して身をもって学ばせて頂きました。
ご観劇くださった皆様のお心にも何かしら届いていれば、芸人としてエンターテイナーとして、それを志すものとして、本当に幸いでございます。

あたたかいご声援と拍手を本当にありがとうございました!!

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その他、学生メインキャストのメッセージをお届けします!


佐原喜三郎役
後藤光葵(学4)
今年で3年目の「夏花火♡恋名残」。初演の一昨年から出演している私にとっては物語がより一層濃く作れたのではないかと自負しています。今年は、衣装も派手になり、演出や振付も所々変更されたり、新曲が2曲追加されたりと今までとは違った「夏花火♡恋名残」をお客様にお届けできたのではないかと思っています。今回の作品を通して、芝居を創る喜びを改めて感じることが出来て、私自身、日々勉強になることばかりでした。本当にありがとうございました。

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花組 鶴澤花丸役
名取えりか(学4)
『夏花火♡恋名残』ご観劇ありがとうございました!私は初演の時から2年連続で花魁カンカンとして出演していたのですが、初演からこの作品が本当に大好きで、3年間出続けられた事がとても嬉しかったです!
鶴澤花丸役を演じさせて頂くうえでは姉さん役の花之助、三味線、花鳥さん、そしてエンターテインメントに対する様々な強い想いを観てくださる方々にどれだけ伝えられるかという事を考えていました。
そして今回は衣装が華やかになり新曲が増え、キャストも1.2年生が多かったりと新鮮でエネルギッシュで、よりバージョンアップした『夏花火♡恋名残』になったのではと思っています。
花之助や花丸と同じ芸事をしてきているからこそ、エンターテインメントはなくさない!という思いでお江戸を駆け回る日々はとても幸せでした。
本当にありがとうございました!

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花組 逢坂屋花鳥役
河村早映(学3)
『夏花火♡恋名残』 ミュージカルコース設立10周年&黙阿弥生誕200年という記念すべき公演で素晴らしい皆さまと共演させて頂いたこと、幸せに思います。今回「逢坂屋花鳥」という役を頂き、花鳥は強く『信じること』が出来る人だと感じました。幽霊になってまで恋人を想い続け、その強い想いを2人の姉妹に託す。花鳥を演じる上で私も『信じること』の本当の意味に気付くことが出来ました。共演者の皆さんや先生方、楽団さん、この作品に携わってくださった皆さまが強い信頼感を与えてくださり大きな安心感で包んで頂いたからこそ本番を迎えることが出来たと感じます。 この場を借りてお礼申し上げます。まだまだ未熟な私ですが、今回学んだことを糧に精進していきます。
本当にありがとうございました!

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花組 玉屋おたま役
宮川実生(学1)
ご来場ありがとうございました。
去年観てからずっと憧れていた、夏花火♡恋名残に玉屋おたまとして出演させて頂ける日が来るとは夢にを思いませんでした。
稽古中は、おたまという人物と向き合うたびに悩み自分にはできないんじゃないかと諦めそうになった時もありました。でも前田ホールに入ってからは、自分でも驚くほど役に入り込んでいました。この作品に出会えたこと、お客様に見守られ玉屋おたまとして舞台に立てたこと、とても嬉しく思います。本当にありがとうございました。

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鳥組 鶴澤花丸役
鈴木麻祐理(学2)
『夏花火♡恋名残』御来場下さった皆様、ありがとうございました!私は役名の「鶴澤花丸」という名前が本当に気に入っていて、稽古前からこの名前にピッタリになれるよう役作りしよう!と思っていました。新しく花丸の着物にお花をつけていただいたり、髪の毛も丸っこくしてもらい、気がついたら見た目も花丸になっていました。(笑)
私は一人っ子なので、「姉妹」は永遠の憧れでした。妹思いの姉さんをもつ花丸を演じられてとても楽しかったです!
どこをとっても魅力たっぷりの『夏花火♡恋名残』。お客様の心にエンターテイメントを届けられたのではないかと思います。これからも精進して参ります。
ありがとうございました!

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鳥組 逢坂屋花鳥役
木村つかさ(学4)
3年目となった今年もたくさんのお客様に御来場頂き、無事に終演することが出来ました。あたたかい拍手をいただき、舞台からお客様の笑顔をみたとき、舞台はお客様無しには成り立たないものだなと実感しました。本当にありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。
花魁カンカン、花之助、そして花鳥と、作品とともに自分自身も、夏花に大きく成長させてもらいました。この作品との出逢いはわたしの人生のかけがえのない宝物です。
「芸の力で人の役に立ちたい」
これは劇中、花之助が遠山に向かって訴えるセリフです。たとえどんな苦しい時代、環境になったとしても、誰かの心に響くようなエンターテイメントを続けていきたいと思わせてくれました。この作品から、生き抜いた3人の役から教えてもらったことを胸に、これからも精進して参ります。
大好きなこの作品が沢山の方に愛され、いつまでも生き続けることを祈っています。
本当にありがとうございました。

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鳥組 玉屋おたま役
吉川加那(学1)
邦楽ミュージカル「夏花火♡恋名残」にご来場いただきありがとうございました。夏花火♡恋名残に出演する事が出来てとても幸せな時間を過ごす事が出来ました。楽しかっただけでは無く自分の課題もたくさん見つける事ができて、改めて自分と向く気合う事が出来てとても良い経験になりました。この作品と携われた事に感謝しこれからも顔晴っていきたいと思います。

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この作品を愛してくださった全ての皆様に御礼申し上げますとともに、我々ミュージカルコース一同まだまだ未熟不鍛錬ものに御座いますが10周年を節目にこれからも精進致して参りますので、何卒今後とも、隅から隅までずずずいーっと宜しく御願い奉ります!!

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2016.10.19

【夏花火♡恋名残】通し稽古&バンド合わせ

邦楽ミュージカル「夏花火♡恋名残」まで、あと3日!!
両チームとも通し稽古をし、舞台の全体像が見え、新しい発見もありました。


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邦楽バンド、洋楽バンド、キャスト、影コーラスによる合わせも行われ、全てが初めて合わさり、より本番の実感が湧きました。

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残りの稽古で、さらに作品を深めていければと思います。


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昨年よりさらにバージョンアップした、エネルギッシュな邦楽ミュージカルです!
是非、観にいらして下さい!

洗足学園音楽大学
ミュージカルコース設立10周年&黙阿弥(芝晋輔)生誕200年記念公演
「夏花火♡恋名残」

◆日時◆
2016年
10月22日(土) 19:00
10月23日(日) 15:00
(開場は開演30分前)

◆会場◆
洗足学園音楽大学
前田ホール

◆アクセス◆
JR南武線「武蔵溝ノ口」駅
東急田園都市線・大井町線「溝の口」駅
南口下車徒歩10分

◆入場料◆
無料・予約不要

◆脚本◆
中屋敷 法仁

◆演出◆
倉迫 康史(講師)

◆作曲/音楽監督◆
篠原 真(ミュージカルコース統括教授)

◆日本舞踊/所作指導◆
花柳 輔端佳

◆出演◆
《メインキャスト》
(四年生)
木村つかさ、後藤光葵、名取えりか
(三年生)
河村早映
(二年生)
隈元梨乃、鈴木麻祐理
(一年生)
吉川加那、久信田敦子、宮川実生

三橋千鶴(准教授)、砂田恵美(講師)、山田宏平(講師)、武田直之(講師)
豊田昌史(研究員)、日高恵(研究員)、和田ひでき(研究員)

《アンサンブル》
洗足学園音楽大学ミュージカルコース選抜学生

◆演奏◆
邦楽アンサンブル
ミュージカルアンサンブル

◆作品紹介◆
時は天保、所は西両国・柳橋。
エンターテイメント禁止の時代を生きるのは、女義太夫の竹本花之助とその妹分にして相三味線の鶴澤花丸、そして花火屋のワケアリ娘、玉屋おたま。さらに江戸北町奉行に新進歌舞伎作家も参戦!
花魁が舞い、火消しが奔る!
洋楽器×和楽器が奏でる、
ポップでエネルギッシュな邦楽ミュージカルが江戸の夜空に大きな花火、咲かせます!


☆洗足学園音楽大学ミュージカルコースのfacebook、Twitterアカウントにて、「夏花火♡恋名残」のPR動画を公開中!


2016.10.11

本公演「INTO THE WOODS」終演!

ミュージカルコース設立10周年記念 「INTO THE WOODS」、昨日無事に千秋楽を迎えました。
本当にありがとうございました。


振り返れば、あっという間の1ヶ月半。
演出のtekkanさんや音楽監督の篠原先生、指導陣の先生方、出演者みんなのベクトルがだんだんと揃い合わさっていく過程を肌で感じる事が出来て、学びの多い毎日でした。


難曲揃いのソンドハイムの音楽、深いテーマの脚本に初めは苦戦し戸惑いましたが、登場人物の心の内が音になっている事、先生方のご指導もあり物語をスッと身体に流す事が出来たのではないかなと思っています。


また今回の舞台セットは演出ノートにも書かれていたように、人間のエゴの象徴=ゴミという事をテーマに新聞紙やペットボトルを用いて、多摩美術大学の方にご協力頂きtekkanさんを筆頭にカンパニー全員で創りました。スタッフの皆様のお力添えもあり前田ホールに森が出来上がった時は感無量でした。

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作品はお客様が居て下さって初めて作品となると思います。
今回も沢山のお客様にご来場いただき、本当にありがとうございました。


今回学んだ数え切れないほどの宝物を胸に、これからも進んで参りたいと思います。


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前田ホールは森を開拓して江戸へ。邦楽ミュージカル「夏花火♡恋名残」にバトンタッチです!

感謝を込めて、、、本当にありがとうございました!!


MS4年 渡辺桃子

2016.10.06

本公演「INTO THE WOODS」メイク合わせ!

こんばんは!
一昨日は、Into the woodsのヘアメイク合わせでした!

今回もLES CINQ SENSさんにお世話になります♪

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鏡の前に座ると、見慣れた自分の顔が、魔法の様にみるみる変身していきます...。


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役柄にあった顔色に変わり、シワが増えたり、髪の質感まで変わっていく。

出来上がる頃には、不思議と歩き方や話し方まで変わってしまうんです。本当に魔法のようでした。

私たちがいかに視覚から多くの情報やイメージを受けとっているのかがよくわかりました。

だからこそ、
自分の容姿や身にまとう服1つで
誇らしい気持ちになったり
わびしい気持ちになったり
ものすごく影響を受けるんですね。

Into the woodsの中には

ボロボロのシンデレラが、美しいドレスに着替え舞踏会にいったり...
貧乏生活のジャック一家が、急に裕福な生活になったり...

と、服や見た目にも大きな変化があるキャラクターがいますが
その喜びがどんなに嬉しくて、誇らしい物なのか気づけた気がします。

日々、衣装がつき、小道具がつき、舞台セットがつき、そしてメイクがつき...

Into the woodsの世界がくっきりと形になっていきます。
私たちキャストはその都度、衣装や道具たちから多くのヒントを教わっているように思います。

本番まであとわずか…更にさらに、深めてまいります!

ぜひ観にいらしてくださいね!
一同お待ちしております!

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創立10周年記念 第12回ミュージカルコース本公演

ブロードウェイミュージカル
『INTO THE WOODS』

■日時■

10月9日(日)13時開演
10月9日(日)18時開演
10月10日(月)14時開演
(開場は開演の30分前)

■場所■

洗足学園前田ホール

(東急田園都市線・大井町線「溝の口駅」/JR南 武線「武蔵溝ノ口駅」南口下車、徒歩8分)

■入場無料

■予約不要

■あらすじ■
子供が欲しいパン屋とその妻のもとに隣に住む魔女が現れ、子供ができないのは自分が昔かけた呪いのせいだと告げる。その呪いをとくには森の中で3日以内に、ミルクのように白い牛・赤い頭巾・黄色い髪の毛、そして金の靴を手に入れなければならない。意を決して暗い森へと入っていくパン屋夫婦。同じ頃、グリム童話の登場人物たち-シンデレラも、「ジャックと豆の木」のジャックも、赤ずきんもそれぞれの目的(願い)を果たすために、森の中へ入っていく。
が、やがてそれぞれの目的は欲と化し、主人公たちは、そこから強欲であることの落とし穴を学ぶのであった。

■作品解説■

『Into The Woods』は1987年初演のブロードウェイミュージカル。翌年のトニー賞では3部門、2002年には2部門で輝き、ニューヨーク、ロンドンで再演を重ねた人気作品です。
日本では、宮本亜門氏の演出で2004年6月に上演され、雑誌「月刊ミュージカル」で2004年ミュージカル・ベストテン第1位を獲得しました。また昨年には、メリル・ストリープやジョニー・デップが出演した同名映画が公開され、ミュージカルファンならずとも、皆がよく知る有名作品になりました。

本学ミュージカルコースでは、2008年〜2010年、2012年、2014年と上演し、それぞれ大好評を博しました。そしてコース設立10周年の今回は、満を持しての前田ホール新演出版全幕上演、どうぞご期待下さい!

本公演「INTO THE WOODS」バンド合わせ!

先日行われた、バンド合わせの模様をお届けします!


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「生バンド」の迫力や緊張感は、洗足ミュージカルが沢山の方に愛される一因ではないでしょうか。

そんなバンドさん、実は洗足の卒業生や、学生の方々で構成されているんです!
メンバーの中には、ミュージカルコースのほぼ全ての公演で演奏して下さっている方も多くいらっしゃいます。
私たち学生にとっては、
4年間の成長をオーケストラピットから見守ってくれている...まるでお母さんのような存在です。


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いざ、演奏がはじまると
森の暗さ、匂い、鼓動の速さ...
そんな目には見えない何かが、一瞬のうちにお稽古場に広がったように感じました。

作曲家スティーヴン・ソンドハイムは、ほとんどのシーンに音楽をつけています。
お芝居の効果音なども細かく指定されているんです!

お稽古では、
お芝居とバンドさんとのタイミングをすり合わせる作業が重きをなし、4時間近いリハーサルもあっという間に感じました!

沢山のプロフェッショナルなスタッフさんの手によって、形作られるinto the woods.
私たちも五感をフルに使って貪欲に、敏感に、その世界を生きたいと思います!

皆様のお越しを、心よりお待ちしております!

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創立10周年記念 第12回ミュージカルコース本公演

ブロードウェイミュージカル
『INTO THE WOODS』

■日時■

10月9日(日)13時開演
10月9日(日)18時開演
10月10日(月)14時開演
(開場は開演の30分前)

■場所■

洗足学園前田ホール

(東急田園都市線・大井町線「溝の口駅」/JR南 武線「武蔵溝ノ口駅」南口下車、徒歩8分)

■入場無料

■予約不要

■あらすじ■
子供が欲しいパン屋とその妻のもとに隣に住む魔女が現れ、子供ができないのは自分が昔かけた呪いのせいだと告げる。その呪いをとくには森の中で3日以内に、ミルクのように白い牛・赤い頭巾・黄色い髪の毛、そして金の靴を手に入れなければならない。意を決して暗い森へと入っていくパン屋夫婦。同じ頃、グリム童話の登場人物たち-シンデレラも、「ジャックと豆の木」のジャックも、赤ずきんもそれぞれの目的(願い)を果たすために、森の中へ入っていく。
が、やがてそれぞれの目的は欲と化し、主人公たちは、そこから強欲であることの落とし穴を学ぶのであった。

■作品解説■

『Into The Woods』は1987年初演のブロードウェイミュージカル。翌年のトニー賞では3部門、2002年には2部門で輝き、ニューヨーク、ロンドンで再演を重ねた人気作品です。
日本では、宮本亜門氏の演出で2004年6月に上演され、雑誌「月刊ミュージカル」で2004年ミュージカル・ベストテン第1位を獲得しました。また昨年には、メリル・ストリープやジョニー・デップが出演した同名映画が公開され、ミュージカルファンならずとも、皆がよく知る有名作品になりました。

本学ミュージカルコースでは、2008年〜2010年、2012年、2014年と上演し、それぞれ大好評を博しました。そしてコース設立10周年の今回は、満を持しての前田ホール新演出版全幕上演、どうぞご期待下さい!

2016.10.04

邦楽ミュージカル「夏花火♡恋名残」

本公演「INTO THE WOODS」の幕開けが目前に迫ってまいりましたが、邦楽ミュージカル「夏花火♡恋名残」も日々熱い稽古が続いております!

邦楽ミュージカル「夏花火♡恋名残」、本番まで3週間を切りました!
今回は、先日行われた義太夫レクチャーの様子をお届けします。

義太夫レクチャーは女流義太夫 竹本京之助さんとお三味線 鶴澤賀寿さんのお二人にお越しいただきました。

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義太夫の生演奏を鑑賞し、作品への理解をより深めることができたと思います。

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それぞれ役のヒントを得ることができ、とても貴重な時間になりました。


キャスト、スタッフ一同、エネルギッシュな舞台となるよう日々の稽古に励んで行きたいと思います。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

洗足学園音楽大学
ミュージカルコース設立10周年&黙阿弥(芝晋輔)生誕200年記念公演
「夏花火♡恋名残」

◆日時◆
2016年
10月22日(土) 19:00
10月23日(日) 15:00
(開場は開演30分前)

◆会場◆
洗足学園音楽大学
前田ホール

◆アクセス◆
JR南武線「武蔵溝ノ口」駅
東急田園都市線・大井町線「溝の口」駅
南口下車徒歩10分

◆入場料◆
無料・予約不要

◆脚本◆
中屋敷 法仁

◆演出◆
倉迫 康史(講師)

◆作曲/音楽監督◆
篠原 真(ミュージカルコース統括教授)

◆日本舞踊/所作指導◆
花柳 輔端佳

◆出演◆
《メインキャスト》
(四年生)
木村つかさ、後藤光葵、名取えりか
(三年生)
河村早映
(二年生)
隈元梨乃、鈴木麻祐理
(一年生)
吉川加那、久信田敦子、宮川実生

三橋千鶴(准教授)、砂田恵美(講師)、山田宏平(講師)、武田直之(講師)
豊田昌史(研究員)、日高恵(研究員)、和田ひでき(研究員)

《アンサンブル》
洗足学園音楽大学ミュージカルコース選抜学生

◆演奏◆
邦楽アンサンブル
ミュージカルアンサンブル

◆作品紹介◆
時は天保、所は西両国・柳橋。
エンターテイメント禁止の時代を生きるのは、女義太夫の竹本花之助とその妹分にして相三味線の鶴澤花丸、そして花火屋のワケアリ娘、玉屋おたま。さらに江戸北町奉行に新進歌舞伎作家も参戦!
花魁が舞い、火消しが奔る!
洋楽器×和楽器が奏でる、
ポップでエネルギッシュな邦楽ミュージカルが江戸の夜空に大きな花火、咲かせます!

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