« 2011年7月 | メイン | 2011年9月 »

2011年8月13日 (土)

NY研修2011第11日目/12日目

いよいよ終盤を迎えたNY研修、最終日の今日は一日各バンドが2回目のレコーディング。
今回は私は全部のバンドを聞いていないので、音源をウエブに載せてくれたらすぐダウンロードして
聞こうと思っています。このブログにもいくつか音源をアップしますのでまたチェックしてください!

最後はS.K.君から、、、
「僕は、アメリカで生まれ6歳くらいまでNYで過ごしました。なので今回、研修に参加するのと同時に、NYの土地を散策するのをすごく楽しみにしていました。
実際に2週間過ごしてみて、身体も、マインド的な部分もすっかりこっちに慣れてしまいました。色んな人種の人が集まっていて、規制も多いけれど自由も多い。今回はマンハッタンでしか活動していませんが、本当に素晴らしい街だと思いました。
そして、そんな土地でJazz Improvization のワークショップに参加出来て本当に刺激的でした。
ここでは、様々な国、年代の参加者が居ましたが、特に驚いたのは高校生の参加者の積極性です。
僕はまだまだジャズが上手に弾けず、セッションなども躊躇してしまいがちなのですが、彼らは、例えばマスタークラスの授業でみんなの前で実演する機会があれば、すかさず参加します。
そして隙をみて次々に質問を投げかけます。文化の違いもあるけれど、見習わなければならないなと、感じさせられました。
アンサンブルの授業も、本当に刺激的でした。時にはドラムの子に、もっと周りと(演奏面で)コミュニケーションを取れ、と怒られてみたり、難易度の高い曲をバッチリ決めてメンバーと喜びあったり。
途中、企画部の前田さんやありまさ先生、そして周りの友達にも支えてもらいながら本当に充実した2週間を過ごせました。
今は、とにかくジャズをもっもっと勉強したくてたまらないので、日本に帰っても何も怖がらずにどんどんセッションに参加したいと思います。
ありがとうございました。」

最後の夕食はみんなでチャイニーズディナー、そして各自最後の夜を楽しみに消えていきました。。

Dinner1


Dinner2

"自分のスタイルがかわっちゃいました!" H.S.
”アメリカの文化が好き" Y.F.
"地球はひとつだった、、" R.I.
”空がきれいだった" Y.M.
"Blues!!" A.S.
"Pietroマジ好きだ!!" K.K.
"マックの店員が怖かった、、" K.O.

Dscf1208

また来れるといいですね。
今回の経験を次のステップにレベルアップするかどうかは、みなさんが今から日本に帰ってどうやっていくかに
かかっています。
また、がんばりましょう!!

ひとまず、お疲れさまでした!!

ありまさ

2011年8月12日 (金)

NY研修2011第9日目/10日目

今週も先週と同じテンションで授業やアンサンブル、夜のライブは行われているのですが、
それに加えて、こんなものもありました。
Dsc_0122

NYの技術者で、Charlie ParkerやDizzy Gillespie, Louis Armstrongなどが実際に使っていたマウスピースをみつけてその完全レプリカをつくっている人がいるそうで、そのデモンストレーションと販売です。
さっそく何人か試していましたが、どうなんでしょう。。。。

Dsc_0123

さらにその夜のライブはJoe Lovanoのソロライブでした。ライブが始まる前にいきなりSchroeder教授が来て、
「Joeが今日は3局目にドラ叩きながらインプロビゼーションやるので5人ドラを持ってるひとが必要なんだけど」
ということで、洗足の人が5人ステージにあがってこんな光景が。。

Dsc_0131

Joe Lovanoが次々に各自がもつドラを叩きながらフリーインプロビゼーションを展開します。
聞いていると、それぞれのドラの音程をTonal Centerとして行われるインプロビゼーションはとてもすばらしいもの
だったのですが、後でドラもってた人に聞いてみると、笑いをこらえるのに必死だったとか、、、
確かに状況だけ考えると何か宗教活動みたいですよね。
今はホテルのインターネット回線が遅いために動画アップできませんが、後で動画で音も聞いていただきたいと
思います。
確かに持ってる方は大変だったでしょうね、一度笑っちゃいけないと思うともっと笑いたくなりますから、、笑

でも、音楽はすばらしかったです。
そして最後に学生と2曲Joeが演奏してこの日のライブは終了しました。

Dsc_0133


ありまさ

2011年8月10日 (水)

NY研修2011第7日目/8日目

<Blues Harp> ジャズコース2年 A.S.
心にじーんってくるLiveを見ました。私のアンサンブルの先生のDave先生はサックスの先生ですが、
Blues Harp(ブルースのハーモニカ)も演奏します。そのBlues HarpとGuitar, Piano, Bass, Drumsの編成で
主にBluesをコンサートで演奏していました。
私はBluesが大好きなので、本当に楽しかったです。
胸が締めつけられるくらいでした。Slow Bluesが一番苦しくなって涙がでました。
ライブが終わった後にお話していて、Daveさんが何のCDを聞いたらいいか教えてくれることになりました。
翌日会うとハーモニカのことをいろいろ教えてくれて、「あんまり高くないから買ったら教えてあげるよ」とおっしゃって
くださったので、さっそくBbのハーモニカを買ってきました。そしたら次のライブでBluesをやろうということに
なり、Provincetown PlayhouseでBlues Harpを演奏しました。
最初は戸惑いましたがとても楽しいライブになりました。
技術でもなく理論でもない、心に響くなにかを感じれたので、本当によかったです。
日本にいたらなかなか出会えなかったと思います。
まだ、あと3日あります。ここでしか味わえないないかを得て帰りたいです

Dscf1304

Dsc_0121

〜Blues Harpは一つのキーの音しかでないので、コードもトニックとドミナントだけだそうで、12のキー用の
12個のハーモニカを使い分けます。
ということはCのBlues Harpだと吹けるコードはCとGだけです。でも、BluesはIVコード(キーの4番目の音の上にできるコード)が必要です。つまりFのコードが必要なのにでないのです。
そこで、何をするかというと、CのBlues HarpではCではなくGのキーのBluesを演奏します。
Gのスケールは、G A B C D E F# ですから、Cのハーモニカで吹くとGのキーの1番目(G)と4番目(C)のコードが
でるわけです。しかも、音はひたすらBend(音を口で下げたり、上げたり)しなければなりません。
う〜ん、いろいろありますね。
私も学ばせていただきました。

ありまさ

2011年8月 9日 (火)

NY研修2011〜weekend

NYに来て一週間、今日はお休みです!
みんなは企画部前田課長とミュージカル、、
Dscf1353


さらに、ゴスペル。。。

Dsc_0107


Dsc_0113

すごいパワーだ!!
気分もかえたところで、明日からまた一週間がんばりましょう!!

ありまさ

NY研修2011第5日目/6日目

一週間アンサンブルを毎日2回ずつやってきた成果を確認するために今日は
レコーディングです。NYのブルーノートやヴィレッジバンガードでライブ録音などを
やっているTylerさんというエンジニアが一日つき合ってレコーディングしてくれました。
Rec

レコーディングというのはどんなレベルのミュージシャンにとっても非常に勉強になります。自分が思っていたのとは
全く違う方向で自分の演奏を聞くことにもつながりますし、何よりも、レコーディングといういつもとは違った環境で
演奏することで、本当に自分が身につけているもの、そうでないものが確実に見えます。
終わった後、アンサンブルの先生のまわりに集まりアドバイスを受けているアンサンブルもありました。
時間が短かったこともあり、もう一回やりたいところだができないという状況もありましたが、みなさん、お疲れさまでした。
来週は全く違うメンバーでまた一週間のアンサンブが始まります。
その前に日曜のオフはゆっくり休んでください!!

ありまさ

2011年8月 5日 (金)

NY研修2011第3日目/4日目

『ニューヨク研修4日目。アメリカ人のルームメイトともコミュニケーションがとるようになってきました。
毎日沢山のプロミュージシャンのレッスンや演奏を聞けてとても充実しています。それぞれの音楽的コンセプト
などの話もとてもよい刺激になります。そして、何よりも毎日ずっと音楽のことだけに集中できるので、非常に
よい機会になっています』

H君の感想です。

彼の言う通り、毎日の授業やアンサンブルだけでなく休憩時間も自然と人が集まってセッションになります。
Dsc_0083


そして、いろいろなプロミュージシャンのクリニックがあります。
Pilc

上の写真は、NYUの先生でもあるJean Michel Pilcさんというピアニストです。
日本で決して名前は知られていないと思います。ですが、ピアノを弾いた瞬間にみんなビックリ(多分みんなそうだったと思います、少なくとも私はビックリでした!)。超絶なテクニッックだけでなく、スタンダードのAll The things You Areをみごとにクリエイティブに演奏してくれました。その限りなく自由であってしかも、その自由さの裏に確実にある、ジャズ、クラシック、近現代音楽の知識と表現力は決してそこらへんで聞けるようなものではなく、非常に高度なレベルの音楽でした。さらに、その音楽はかたくなに知的になるのではなく、研修に参加している高校生やピアノ以外の楽器の人たちも楽しんで聞くことができるようなものでした。NYUの先生たちは音楽家としてとてもレベルが高いだけでなく、一人一人が非常に個性的で、しかもその自分の個性に強い自信をもって、同僚のNYUの他の先生が言ったことでも、いい意味で、「彼はそうかもしれないけど、ぼくは違う考えなんだ。だから違うアプローチをする」ということをはっきり主張します。そしてその自信が彼らの演奏のバックボーンになっていることは彼らの演奏する音ひとつひとうにクリアにあらわれています。

週末は今週のバンドでのレコーディングです!

ありまさ

2011年8月 3日 (水)

NY研修 2011第一日/二日目

いよいよworkshopが始まりました。一日目は朝からオーディション。オーディションというのは
アンサンブルのレベル分けのために実力をテストされるものです。テストといってもグループ分けされた
バンドが一緒にブルースなどを演奏するもので、一人で立って、あれやりなさい、とか言われるわけではないので、リラックスした雰囲気でのオーディションでした。
オーディションの後、初日から世界的に有名なサックス奏者、Dave Leibmanのクリニックです。
Img_0255

Dave Leibmanはとても強い説得力をもった話し方をする人で、たまたま参加者の中にいた自分の生徒を前にだして、Transcription(ソロのコピー)について話していました。コピーしたものを必ずfeelingをこめて全て歌えるくらいソロを自分の中にいれなければならない、そして、一音一音を確実に理解してさらに楽器で弾けるようにする。自分の中に入れる(internalize)方法を細かくデモンストレーションしてくれました。
2日目はElvin Jonesに習っていたNYUの先生がソロのフレーズを拍ごとに動かす練習(rhythmic displacement)からポリリズムまで盛りだくさんのクリニックをしてくれました。

そしてアンサンブルです。このworkshopの主催者、Dave Schroeder教授のアンサンブでは、ストップタイムでダウンビート(いわゆる表の拍)をstrongに感じる練習などと、とてもクリアでためになるものでした。

Img_0260

そして、今日の練習だけで夜はそのアンサンブルのバンドがライブです。

Img_0264

洗足ジャズコース3年R.I.さんの感想です、、、、
「今日から毎朝8時から練習室が使えます!そして10時からのTheory&Improvは、みんなで楽器を使いながら管楽器奏者の先生ならではのアプローチでハーモニーとインプロヴィゼーションを結びつけていくヒントがたくさん詰まっている授業です。ドラムの学生も歌やピアノで参加します。そして今日から昨日クラス分けされたアンサンブルの授業が午前と午後に1時間半ずつあります。午前と午後でメンバーは同じですが、違う先生が教えてくれます。初対面で国も言葉も年齢も考え方も様々なメンバーと一緒に演奏するのは、音楽以外にも常に集中力が必要です。それでもやっぱり音によるコミニュケーションが一番エネルギーが強いです。多くの先生やミュージシャンがよく言っている、“ジャズは言葉、ジャズは
会話”ということを色んな角度から体験しています。その他に今日はマスタークラスが2つありましたが、みんな積極的に質問もするし、どんどん演奏にも加わっていて、出来る出来ない上手い下手正解不正解に関わらず、とても強い意志が感じられます!まだまだワークショップ2日目ですが、濃い一日を過ごしています。」

本当に濃いですね。。

ありまさ

2011年8月 2日 (火)

NY研修 2011

8月1日からNY研修が始まりました。今回はニューヨーク大学(NYU)のSteinhardtとよばれる音楽科の中のJazz Studyのdirectorである、Schroeder教授が洗足の学生を中心にしたworkshopを組んでくださいました。このworkshopは"NYU Steinhardt Summer Jazz Festival"と称され、Dave LiebmanやJoe Lovanoといった一流ミュージシャンも演奏やクリニックで参加します。洗足生に加えてコスタリカ、イタリア、オーストラリア、またアメリカの高校生も参加し、20数名で2週間のworkshopがスタートします。

5

スケジュールはというと、朝から理論の授業、アンサンブル、昼食後、マスタークラス、午後のアンサンブル、ジャムセッションの後、夕食をとってから夜は毎日プロフェッショナルのジャズミュージシャンによるコンサート、そして、そのオープニングの演奏はこの研修参加者によるバンドが毎日順番に出演します。
前日のオリエンテーションでSchroeder教授も言っていた通り、密度の高い2週間になりそうです。
まずは、全員NYUの寮にチェクインしてNYUのIDカードを取得したりと、さすがに総合大学だけあって手続きもきちんとしています。


Img_0252


Img_0251

ありまさ