2016年6月 9日 (木)

様々な長さの尺八を使って音遊び

◆テーマ:様々な長さの尺八を使って音遊び 

◆実施日:2016年6月8日

◆担当:山口賢治

◆概要

前回(2016年4月27日)尺八の基礎音である民謡音階を使って尺八に触れる機会をつくった。今回はこれを発展させ、様々な長さの尺八を用意して音遊びを行った。発音が困難な学生にはアダプターを装着し、シンプルなテーマを元にリズムや異なる長さの管を組み合わせて、音の響きを楽しんだ。

 

◆使用楽器

尺八の基礎音”ロツレチリロ”の上行音形を基本テーマとした。 用意した楽器は、

一尺三寸 G B♭ C D E F

一尺五寸 F A♭ B♭ C E♭

一尺六寸 E G A B D E

一尺八寸 D F G A C D

二尺一寸 B D E F♯ A B

◆授業ダイジェスト動画


YouTube: 様々な長さの尺八を使って音遊び

【0秒〜46秒】 

全員一尺八寸管を使用。 

八分音符、四分音符、二分音符で上行するの三つの音形の組合せで演奏。

 

【46秒〜2分21秒】

全員一尺八寸管を使用。

八分音符の一つ刻み、二つ刻み、三つ刻みの上行の組合せで演奏。

 

【2分21秒〜4分14秒】

一尺五寸管、一尺八寸管の組合せ、同じリズム、同じ運指で演奏。

一尺五寸管、一尺六寸管、一尺八寸の組合せ、 同じリズム、同じ運指で演奏。

 

【4分14秒〜4分46秒】

使用楽器は一尺五寸管、一尺六寸管、一尺八寸管。

八分音符、四分音符、二分音符で上行するの三つの音形の組合せで演奏。

 

【4分46秒〜6分34秒】

使用楽器は一尺三寸管、一尺五寸管 、一尺六寸管、一尺八寸管。

同じリズム、同じ運指で演奏。

八分音符、四分音符、二分音符で上行するの三つの音形の組合せで演奏。

 

【6分34秒〜最後】

一尺三寸管、一尺五寸管、一尺六寸管、一尺八寸管、二尺一寸管で「チューリップ」を演奏。

さらにホイッスルトーンをアドリブで重ねる。

 

◆まとめ

上記の他にも様々な試演を行ったが、複数の種類の楽器を重ねて音遊びをする際、シンプルな構成の方が音楽的効果が明確に現れた。リズムや管の長さの組合せにより様々な和音が次々と表出する音響効果が興味深く、学生の反応も良かった。但し、 一尺六寸管、一尺八寸管以外の長さの安価な練習管は少ないので、楽器の用意が難しい点である。しかしこの方法は箏でも調弦を工夫すれば実施可能であり、同じキーで弾いても様々な調に変換設定が可能な機能を有するipadやスマートフォンキーボードアプリによる音楽づくりワークショップにも転用できると思われる。

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コメント

わたしもこの授業で尺八をやりましたが、口にサポートするものを付けないと音が出ないくらいとても難しい楽器でした。先生はとても簡単に音を出し、音楽的に演奏していましたが(この動画も含め授業でも)本当に繊細で素敵な楽器ですね。お琴も尺八もこの授業を採らなければ出来なかったしやる機会もなかったと思います。この動画で、伸ばしている人と音階をしている人がいますが、まるでピアノの右左のように演奏していてひとつの曲として成立しているのがとても素晴らしかったです。