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2013年7月

2013年7月27日 (土)

「邦楽器と現代作品」7月27日 松尾祐孝 先生

本日の邦楽サウンド論は作曲家 松尾祐孝 先生による講義でした。

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松尾祐孝ブログ

戦後、西洋音楽の現代音楽系の作曲家が日本の伝統楽器のための作品を書き始め、この流れが今の現代邦楽の流れのひとつに繋がっています。現代音楽系の作曲家が西洋クラシック楽器ではなく、自国の伝統楽器のための作品を本格的に書くようになったのは日本が先駆で、他のアジア諸国ではここ十数年くらいの話だそうです。また、西洋音楽と日本の伝統音楽の本質的な違いについて、双方の楽器の音や楽譜の例を出しながら説明し、様々な音源を聞きながら邦楽器による現代作品とその意義について語っていただきました。

「邦楽器と現代作品」7月27日 松尾祐孝 先生
YouTube: 「邦楽器と現代作品」7月27日 松尾祐孝 先生

2013年7月20日 (土)

「段物と地唄」7月20日 吉原佐知子 先生

本日の邦楽サウンド論は吉原佐知子 先生による「段物と地唄」でした。今日は普段と違い箏の人は楽器を出して弾きながらの授業でした。初段と六段の同時演奏(段合わせ)や八千代獅子を実際に唄ってみるなど楽しい内容でした。

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2013年7月13日 (土)

「日本の民謡」7月13日 榎本秀水 先生

7月13日の邦楽サウンド論は榎本秀水 先生による「日本の民謡」についての授業でした。榎本先生は父が民謡の尺八演奏家で、その跡を継いだだけでなく、サックスジャズ奏者としても様々な著名な演奏者との共演しております。

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榎本秀水HP

講義の前半は日本の各地域の言葉や風土と密接に結びついた民謡の歴史や特徴についてお話いただき、後半は実践でした。呼吸法から始まり、発声法を経て「こきりこ節」を題材に声の産字やコブシのまわし方等を短時間の中で凝縮して指導をしていただきました。先生の尺八の音色と声のハリが素晴らしかったです。

「日本の民謡」榎本秀水 先生
YouTube: 「日本の民謡」榎本秀水 先生

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