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2012年6月

2012年6月 9日 (土)

篠笛の魅力 〜伝承される日本の横笛、歴史と音楽〜(6月9日)

毎回ゲスト講師をお呼びして、各テーマごとにレクチャーコンサート形式で行われる授業が「邦楽サウンド論」です。

本日は「笛の音楽」がテーマで講師は西川浩平 先生でした。
西川浩平 先生は大阪フィルハーモニー交響楽団にて第一奏者として活動後、日本の横笛奏者として日本音楽集団に入団し現在に至っております。CD、書籍も多数出版なされています。

本日の講義の概要は下記。
■日本の横笛である篠笛、龍笛、能管について歴史
■日本の笛の特徴
 ・日本の管楽器は、タンギングを発明しなかった。どうして、、、。
 ・西洋の管楽器は、機械仕掛けが多い。どうして、、、、。
 ・日本の横笛は、どうやって教えてもらうの、、、、。
■横笛の伝承、唱歌の世界


YouTube: 邦楽サウンド論「笛の音楽」

落語好きだけあって、巧みな話術と素晴らしい演奏であっという間の90分でした。
授業が終わって後も先生を囲んで談話タイムが続きました。今期の研究生は皆さん本当に熱心です。

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三味線合奏研究(6月9日)

野澤徹也 先生担当の三味線合奏研究講座です。
講習曲は長澤勝俊 作曲「春三題」(箏、三絃二重奏曲)で、箏は洗足学園音楽大学の大学院卒業生に助演してもらいました。
今日は、この曲の最後の仕上げの日なので、最後に一人ずつ弾いてもらいました。
緊張の面持ちながらも皆さんそれぞれ、頑張って演奏していました。

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箏曲組歌研究講座(6月9日)

箏曲組歌は、現在の箏曲のもとになる手法など、多くの重要な要素を持ち、シンプルな音型に表される音楽は非常に芸術性に富んでいます。その歌詞は、文学性の高い美しい言葉で、様々な人間性を表現しており、現代にも魅力的にアピールします。

人気講座の一つで組歌の第一人者、鳥居名美野 先生による箏曲組歌講座が開講されています。今年度で16年目を迎え、10年近く受講いただいている方もおります。本日の講習曲は「当流四季源氏」「雲の上」でした。

本講座で組歌を学んだ現在活躍する演奏家も数多くおります。
それにより組歌が演奏される機会も増え、近年組歌の価値が見直されてきております。

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2012年6月 5日 (火)

現代邦楽研究所ブログ開始

現代邦楽研究所ブログを開設しました。
現代邦楽研究所の講座や活動と合わせて洗足学園音楽大学の現代邦楽コースの活動の様子も順次アップしていく予定です。
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